
若々しい美しさをキープするルーティン|プロが提案! キレイが続く4つのルール・美習慣編
肌のシワやたるみ、髪のパサつきなどをほうっておくと、どんどん老けた印象に。気分まで落ち込んでしまいます。若々しい美しさを維持するためのルーティンをぜひ取り入れて。
Rule1
シャンプー前のひと工夫、ぬるま湯で頭皮の3分予洗いをプラス
髪のコシやツヤが失われる一因は、頭皮の毛穴づまり。シャンプーだけで落とそうとすると髪がパサついてしまうので、シャンプー前のケアがポイントです。
まず頭皮と髪全体をブラッシングして汚れを浮かせ、血行促進を。そして3分間ぬるま湯だけでよく洗い流してからシャンプーを使うと、泡立ちがよくなり頭皮の汚れをしっかり落とせます。トリートメントは毛先から、目の細かいコームでなじませるとツヤがアップ。
Rule2
たるみ・くすみに効く、夕方の休憩タイムの側頭筋ほぐし
顔のたるみが気になるときは、こめかみから耳の上、側頭部に広がる側頭筋のマッサージが効果的。
側頭筋は頬を支える筋肉とつながっているので、ここがこり固まっていると顔のたるみの原因に。マッサージによって頭部全体の血行がよくなり、肌のくすみが改善し、髪のツヤやボリュームもアップします。疲れがたまりがちな夕方にデスクで休憩がてら行うのもおすすめ。
耳の上に手のひらの下のほうを当て、圧をかけながら内から外へ向かって円を描くようにゆっくり動かしほぐす。
Rule3
スキンケアついでのリンパマッサージでむくみづらい顔に
シワやたるみを防ぐには、普段からむくみをためないことが重要。スキンケアをするときにリンパを流すことを朝晩の習慣にすると、顔まわりが驚くほどすっきりします。
まず、老廃物が集まる鎖骨の上をやさしくプッシュ。ローションやクリームをなじませるときは、耳のうしろに老廃物を集めるイメージで。最後に首を通って鎖骨の上へリンパを流しましょう。
1_鎖骨の上を押しながら外へ向かって流す。
2_スキンケアは耳のうしろへ老廃物を集めるように。
3_老廃物を耳のうしろから鎖骨へ流す。
Rule4
帰宅時はひと駅前で降りて、一定リズムの20 分ウォーキングを
加齢と共に滞りがちな巡りの改善に、大切なのはやはり運動。からだに負担のかからないウォーキングなら手軽に始められます。最寄り駅のひと駅前で降りて歩くなど、週3回程度を習慣に。
全身に血液や水分が巡るので、肌のくすみ改善やツヤ向上にも効果的です。また、一定のリズムで20分以上歩くと、楽しい気分になるドーパミンや幸せ感を高めるβエンドルフィンが脳内に分泌されるため、気持ちもハッピーに!
教えてくれたのは...
深澤亜希さん
美容家。豊富な美容知識と気持ちまで前向きになれる独自のビューティメソッドに定評がある。イベントや商品開発、メディアなどで幅広く活躍。著書も多数。
イラスト/ニシイズミユカ 取材・文/柏木亜衣