
【2020秋冬メイク】大人の旬顔はチークでつくる。顔型別の塗り方&派手見えしないこだわりテクを大公開
今回提案したいのが“チーク”を主役にした秋冬メイク。マスクが手放せない一方でリモートワークや食事中にマスクを外すという機会も増えているため、今ここでチークの認識やテクニックをアップデートしてみませんか?くすみの軽減や透明感アップなどチークには大人に嬉しい効果がたくさん!顔型にあわせた塗り方もお伝えします。
- 島田久美子
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トータルビューティークリエイター。複数の化粧品会社において、アドバイザーとして活躍。美容マニアで「キレイになることを諦めない」がモットー。豊富な接客経験と美容に関する膨大な知識を元に、現在は店舗接客のコンサルティングや育成、各ブランドの美容コンセプトの構築支援を手がける。
チークでお悩み隠して魅力を引き出す!
大人こそチークに頼るべし!
チークは脇役のように扱われてしまいがちですが、チークを塗る頬骨付近はビューティゾーンとも呼ばれており、この部分の肌がキレイだと肌全体が美しく見えるのだとか!よく考えてみれば、チークはアイシャドウやリップよりも塗布する範囲が広いため、色や質感次第でメイクの印象を左右しやすそうですね。また、30代以降はくすみやハリの低下など頬周辺にお悩みが現れがち。だからこそチークで血色感や透明感、ツヤやメリハリをプラスしてあげることが必要なのです。
主演は頬!ツヤと血色感が宿る秋冬チークメイクHOW TO
<チークの色選び>深みのあるカラーがおすすめ!
チークのマンネリを打破するなら、秋はプラムやバーガンディ、テラコッタなどの深みのある色がおすすめ。迷ったときはパーソナルカラーを参考にすると失敗しにくくなります。
普段あまり深みカラーのチークを選ばないという方にとってはドキドキですが、その場合は普段使っているナチュラルなチークとの合わせ使いに挑戦してみて。普段使っている色と新しい色を混ぜて使ったり、普段のチーク→新しい色の順で重ねて塗ったりすることで肌馴染みがよくなり、初めての色でも使いやすくなりますよ。丸顔さんをキリッと魅せるCOOL・SHARPメイク
>>HOW TO
やさしく可愛らしい印象を持たれやすい丸顔さんがキリッとクールに見せたいときはチークを斜めに入れましょう。さらにそのチークを挟むようにハイライトをのせることで、チークの色味が際立ち、目の錯覚で輪郭がシャープなラインを演出することができます。頬の高い位置にじんわり色が乗っていることで、マスクをしていても血色感をキープ。顔色が悪くなりがちな秋冬でもいきいきとした印象に。
面長さんをやわらかく魅せるSOFT・キュートメイク
>>HOW TO
1:チークを頬の中心付近に、角度をつけずに楕円(横長)に入れる
2:ハイライトをCゾーン(目尻を囲むライン)に入れる
大人っぽくエレガントな雰囲気を持つ面長さん。ソフト、キュートに見せたいときはチークを横長(楕円形)に入れると優しい印象に。この際、頬の高い位置に入れてしまうと顔の下半分が強調されて余白が目立ってしまうので要注意!頬の中央かやや下にふんわり入れるのがおすすめです。ハイライトをCゾーンにのせることでマスクをしていてもメリハリをプラス!
チークを引き立てるおすすめのリップメイクは?
<リップの色選び>チークと同系色がおすすめ
まず、リップの色選びですが、チークと同系色のものを選ぶと全体的に統一感が出て自然な仕上がりに。
丸顔さんのCOOL・SHARPメイクではプラム系のチークにあわせて深みのあるワインレッドのリップをチョイス。面長さんのSOFT・CUTEメイクではチークとリップをフレッシュなピンク系でまとめました。
<リップの塗り方>ベタ塗りNG!血色感がにじむナチュラルリップに
秋冬はリップもしっかり色をのせたいですよね。とはいえチークの色味を挑戦しているのでリップは濃くなりすぎないように塗るのが重要!リップラインまでしっかり入れるのではなく、内側からじゅわっと発色させてナチュラルな“にじみリップ”に。リップを唇の内側に直塗りしたら指でぽんぽんと馴染ませます。そうすることで、冒険カラーのリップも使いやすく!
マスクを着用する場合は、指先でぽんぽんなじませてから一度ティッシュオフすると落ちにくくなりますよ。
もう「体調悪い?」なんて言わせません!
チークの色や塗り方で印象が変わるのはもちろんですが、顔の下半分もしっかり色を仕込んでおけば不意にマスクをとったときも安心。寒さや乾燥で肌がくすみがちな季節こそ、大人の頬に血色感はマストなのです。あなたもこの秋冬、新しいチークカラーでトレンドメイクにトライしてみては?
監修/島田久美子
撮影・取材・文/清水尚美