
秋冬の乾燥肌にレスキュー!メイクの上からできる3つのかんたん保湿テク|美肌レッスンA to Z
日に日に寒くなり、少しずつ冬の訪れを感じますね。乾燥が気になるこれからの季節、肌トラブルを深刻化させないためには“お昼のうるおい補給”が重要!今回のレッスンでは日中にできるかんたん保湿ケアをご紹介します。
秋冬のスキンケアは朝・昼・晩“一日三湿”!
秋冬は乾いた空気だけではなく室内外の温度差でも乾燥は進みます。さらに、肌が乾燥することにより肌のバリア機能が低下。乾燥悩みが深刻化したり別の肌トラブルが起きたりするなど、肌不調の第一歩は「乾燥」と言っても過言ではありません。
季節に合わせていつものスキンケアアイテムを見直してみるのもいいですが、明日からすぐ実践できるのは朝晩2回のスキンケアに加えて、日中にも保湿ケアを行うこと。朝・昼・晩と一日3回の保湿ケアで秋冬の厳しい乾燥を乗り越えましょう!
かんたんケア1|化粧水でメイクの上からうるおいチャージ
手に出した時にとろ~っとしているのに、肌につけた瞬間ぱしゃっと浸透しやすいテクスチャーに変化。オイルカット処方でうるおうのにべたつきにくく、日中の保湿ケアにも持ってこい!
1:手のひらで温める
オルビス ユーローションを手のひらに1~2滴出し、両手でなじませながら温めます。
2:乾燥しやすい部分から順に塗り広げる
塗るときは乾燥しやすい部位から。頬→額→鼻→口→目元の順番でなじませ、うるおいを入れ込むようにプレスします。
口や目元はより優しく、薬指でやさしくトントンなじませましょう。横に滑らせるようにするとメイクがヨレてしまうので注意!
3:仕上げのハンドプレス
全体にローションをなじませたら最後は肌を包み込むように5秒間ハンドブレス!うるおいを密着、密閉させることができます。
これでメイクの上からうるおいチャージが完了!日中保湿のおすすめのタイミングは、ランチ後のメイク直し時や乾燥くすみが現れる夕方。朝晩のお手入れに加えて日中の保湿ケアを取り入れて乾燥知らずの肌に。
かんたんケア2|美容液×ラベンダー下地でフレッシュな肌に
乾燥によってメイクが浮いたりくすんだりしてしまってもご安心を。肌なじみのいいハリ対策美容液でうるおい補給、上からくすみを払うラベンダー下地を重ねて朝のメイクが復活!
シワとシミの両方にアプローチする美容液。朝晩のスキンケアはもちろん、日中保湿でも大活躍。なめらかなテクスチャーで肌なじみがよく、メイクの上から使ってもベタつきません。肌にツヤと透明感を与え、ハリのサポートをするはたらきも。秋冬とくに気になる乾燥小ジワのケアにもぴったり。
UVカット効果もあるラベンダーカラーの化粧下地。メイク直しの際に使用すれば、くすみを飛ばして透明感が復活。肌にピタッと密着するのでメイクしたてのようなフレッシュな肌に。
1:美容液を塗る
リンクルホワイトエッセンスを薬指に少量とり、乾燥が気になる部分に軽くタッピングしながら塗ります。
2:化粧下地を塗る
リンクルホワイトエッセンスが馴染んだらスムースキープベースUVを使用。手の甲に出して量を調節したら、薬指でタッピングするように塗布します。
3:フェイスパウダーで軽く押さえる
フェイスパウダーをパフにとり、軽く押さえるように重ねます。
かんたんケア3|ツボ押しでめぐりアップ!乾燥くすみ&むくみを改善
慢性的な乾燥により、むくみやくすみが現れている方はスキンケア時にツボ押しを取り入れてみてはいかが?めぐりが良くなりうるおい力もアップ。顔色がどんよりしがちな夕方のお直し時にプラスすれば、お疲れ顔にサヨナラ!
>>おすすめのツボポジションはココ!
乾燥におすすめのツボは、目尻付近にある瞳子髎(どうしりょう)と、小鼻の横にある迎香(げいこう)。
瞳子髎は目の外側1㎝の目尻のくぼみ部分。目元の乾燥のほか、目尻のシワや予防やくまの改善にも期待でき、スッキリと明るい目元へ。夕方の疲れ目にもおすすめです。
迎香は主に鼻詰まりのツボとして用いられることが多いですが、そのほかにも乾燥や肌荒れやエイジングといった様々な肌悩みにも効果的と言われています。
どちらのツボも両サイドにあるので、3秒ずつ5回ゆっくり同時に押すと効果的。かんたんケア1でご紹介した、化粧水でのお手入れ後に行うのもおすすめです。
日中保湿で秋冬も乾燥知らずの肌に
乾燥が本格化する前に、いかにうるおった肌をキープできるかがとても大切。乾燥悩みが改善できればメイク崩れが減ったりシワができにくくなったりとその他の肌悩みの改善にもつながってきます。まずは、朝晩に加えて日中にもスキンケアタイムをプラス!一日3回のうるおいチャージで乾燥の季節を乗り切りましょう。
監修/島田久美子
構成/赤井未来
撮影・取材・文/清水尚美