
うるおいに満ちたヘルシーなツヤ肌で健康美をアシスト|引き出すメイク#7
さまざまな分野で活躍する輝く女性をフィーチャー。
毎日をここちよく、ポジティブに過ごすために。自分らしさや本来の美しさを引き出す、メイクテクニックをご紹介します。
うるおいに満ちたヘルシーなツヤ肌で健康美をアシスト
ヘルシーな表情を引き出すカギはツヤめく肌。今回は手軽なパウダーファンデを使って、ツヤ肌を作る秘訣をレッスンします。
カギは保湿効果の高い下地と仕上げのハイライト。たっぷりのうるおいでファンデをサンドしつつ、ファンデ自体も「磨き塗り」して、上質な輝きを放つ肌に仕立てましょう。肌が主役だから、チークとリップは肌なじみのいいベージュ系で統一。目元は、まぶたの中央だけにオレンジを。色を立たせずに血色感だけを忍ばせて、クリーンでフレッシュな印象に。
STEP1
下地を素早く塗布後、しっかり浸透させる
スキンケア後、肌が乾く前に下地を塗布。下地は素早く塗りましょう。その後、下地が肌に浸透するまで時間をおくと、うるおっているのにヨレ知らずな肌に。
額、両頬、あごの4点に下地を置いたら、指の腹を使って全体に塗り広げる。クリームを塗る要領で、内から外へ向けて素早く。
2.「ベタベタ」が「もっちり」に変わったらOK
下地を塗りたてはテカりがあり、ベタッとした手触り。少したつとテカりがツヤに変わり、もっちり手に吸いつくような手触りに!
ITEM
スキンモイスチャーベース
美容液成分87%配合。肌のうるおいを抱え込んでファンデを均一に密着させるから、化粧ノリ&もちが格段にアップ。
STEP2
ファンデは置く→払うの手順でカバー力とツヤを両立
パフ半分にファンデを取ったら、肌に垂直に当てるようにして、トントンとファンデを置く。
パフの端を持ち、粉を払うようにパフを動かす。このひと手間で厚塗りな印象が防げるうえ、肌が磨かれてツヤもアップ。
ITEM
カシミアフィットファンデーション
体温でとろける保湿成分が、軽いつけごこちと内側からにじむようなみずみずしいツヤを実現。毛穴や凹凸も自然にカバー。
STEP3
ミニハイライトでうるおい感を底上げ
うるおいがほしい箇所にごく小さくハイライトを
Tゾーン、目尻、目頭、唇の山にハイライトをオン。Tゾーンに広くのせると、顔が長く間延びして見えるので、ごく狭く!
ITEM
グロウスキンコンパクト
チークベースとハイライトのセット。パウダーファンデに重ねてもヨレることなく、生命感に満ちた美しいツヤを演出。
<その他の使用アイテム>
ツイングラデーションアイカラー オレンジプラリネ、ライトブラッシュ シナモン、ルージュネス ランプベージュ
今月のモデル
相楽のりこさん
幼少より器械体操の選手として活躍。19歳でタレント、女優に転身。その後ヨガと出合い、からだにしっかりアプローチする独自プログラムを構築。『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』を主宰している。
教えてくれたのは...
長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト。簡単にキレイを更新できる、独自のメイクテクニックが大きな話題を呼び、女性誌の連載や著書も多数。近著に『時間がなくても大丈夫!10分で〝いい感じ〞の自分になる』(扶桑社)。
撮影/中垣美沙 スタイリング/高上未菜 取材・文/北爪佳奈