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一歩踏み出す勇気を与えてくれる本|今月のカルチャー#3

事前に行ったキクラボでの投票結果により作品のテーマを決定! 3つの候補から、投票結果1位のテーマに合わせた作品をご紹介します。

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投票結果発表!あなたが今知りたいものは・・?
1位 一歩踏み出す勇気を与えてくれる本 289票
2位 リラックスする休日に似合う音楽 208票
3位 大人の友情を描いた映画 103票

今月のセレクト
ー一歩踏み出す勇気を与えてくれる本ー

『青い城』

少女小説『赤毛のアン』のシリーズが世界中に愛されているモンゴメリ。1920年代に彼女が書いた大人向きの小説が、『青い城』です。

主人公は29歳の独身女性ヴァランシー。内気で周囲からは魅力がないと思われている彼は、いつも肩身が狭い思いをしています。資産のない女性は結婚するか、近しい親戚に頼るほかはなかった時代です。しかし、とあることをきっかけにヴァランシーの人生は大きく変わります。外側から幸運が舞い込んだわけではなく、彼女は自分の人生を好きに生きることに決めたのです。

ずっと意地悪な親戚に耐えてきたヒロインが、彼らの集まる昼食会で言い返すシーンは爽快そのもの。ヴァランシーが秘めていたユーモアのセンスや知性、イキイキとした内面が伝わってきて、彼女が好きになります。人の目は気にせず、冒険に乗り出していくヴァランシーにはやがてロマンスが訪れますが、彼女を解放するのは恋愛ではなく、少女の頃から心に秘めた理想郷の『青い城』を自分の人生で実現しようとしていくポジティブな心。

精一杯自分らしく生きて、人生を楽しむことが何よりも大事!という気持ちになれる、晴れやかなストーリーです。

『青い城』(角川文庫)
モンゴメリ・著
谷口由美子・訳
内気な主人公、ヴァランシーは悔いのない人生を送ろうと決意するが……。心温まるロマンス小説。

 

教えてくれたのは...
山崎まどかさん
コラムニスト、翻訳家。『ビバ! 私はメキシコの転校生』(偕成社)でデビュー。著書に『優雅な読書が最高の復讐である』(DU BOOKS)など。

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