
ベースメイクを春仕様に衣替え!“さらツヤ質感”で快適に|美容のプロに聞いてみました!
ファッションだけでなく、ベースメイクも季節に合わせて衣替えしましょう!乾燥が気になりやすい秋冬は保湿重視のベースメイクが主流ですが、春は見た目も質感も軽やかなベースメイクが気分。そこで、今回は春のベースメイクのポイントを美容のプロに聞いてみました!メイクテクニックと併せておすすめアイテムをご紹介します。
季節ごとに肌を取り巻く環境は大きく変わるもの。そのため、ベースメイクも季節に合わせて衣替えするのがベターです。「通年同じようなベースメイクをしている…」という方の中には、ベースメイクを変えるのを面倒に思う方もいらっしゃるかもしれません。四季に合わせるのが負担な方は、まずは春夏と秋冬の2シーズンに分けて、ベースアイテムや塗り方を見直してみてくださいね。
\春のベースメイクのポイント/
1:乾燥だけでなく皮脂による崩れも防ぐ
2:UVカット
3:肌表面はさらさらに
4:自然なツヤ感をプラス
秋冬のベースメイクは、乾燥が気になりやすいシーズンということもあり、保湿重視でアイテムを選ぶのが主流です。しかし、春は乾燥だけでなく皮脂も気になりやすいシーズン。乾燥だけでなく皮脂崩れにもフォーカスを当てるのが大切です。
春は、前述の通り花粉などの外的刺激によるダメージを受けやすく、さらに季節の変わり目ということもあり肌の調子が崩れやすいシーズン。夏や冬とは異なり、乾燥による化粧ノリの悪さと皮脂崩れが同時に起こるので、それぞれの肌悩みに合わせた対策が必要です。
皮脂による黄ぐすみを払うラベンダーの下地。皮脂を味方につけることで、美しい仕上がりをキープします。リキッド・パウダーのどちらのファンデーションとも好相性。肌にぴたっと密着し、綺麗なツヤ肌に!
まず、下地を丁寧になじませてからファンデーションをのせます。特にTゾーンや小鼻のテカリが気になる方は、皮脂崩れ防止に特化した下地をプラスすると◎。そして、頬の三角ゾーンと目尻から頬にかけてのCゾーンにハイライトベースを仕込みます。仕上げにルースパウダーでサラッと仕上げましょう。
ファンデーションは、マットではなくツヤタイプのものがおすすめ。頬の中心につけることで、メリハリのあるベースメイクに仕上がります。
保湿成分を贅沢に50%配合したフェイスパウダー。微粒子の粉体がふんわりと肌をまとうことで、リキッドファンデーションのツヤを活かしながらもさらっとした質感に。厚塗り感や粉っぽさもなく、まるで素肌が美しいかように仕上がります。
■3|角質とうるおいケアで肌に透明感を
ここまでベースメイクのテクニックをご紹介してきましたが、そもそもノーメイクの状態でも乾燥やくすみの気にならない肌を目指すべく、日頃のスキンケアを見直すことも重要です。
*1 乾燥や角質肥厚、キメの乱れによるくすみ
ベースメイクはポイントメイクに比べて季節感がないように思えるかもしれませんが、季節に合わせてアイテムや塗り方を見直すことで、環境や肌悩みに左右されないベースに仕上げることができます。秋冬に使っていたファンデーションがなんだか重く感じたり、テカリが気になったりしたら、それはベースメイクの衣替えのサインかも。今回ご紹介したメイクテクニックやおすすめアイテムを参考にして、春のベースメイクにチェンジしてみてくださいね!
- 島田久美子
- オルビス トータルビューティークリエイター。
複数の化粧品会社において、アドバイザーとして活躍。美容マニアで「キレイになることを諦めない」がモットー。豊富な接客経験と美容に関する膨大な知識を元に、現在は店舗接客のコンサルティングや育成、各ブランドの美容コンセプトの構築支援を手がける。
監修/島田久美子
構成・編集/清水尚美