
プラスアルファのついでテクでもっとキレイに|お風呂でできる美容アイデア10 #2
寒い季節、冷えたからだを温めるお風呂タイムは至福のひととき。巡りがアップするので、肌や髪、ボディをケアする絶好のチャンスにも。冬のお風呂を楽しみながらキレイになる、10 のコツをご紹介します。#2では、毎日のお風呂に手軽にプラスできて、キレイを目指せる方法を専門家に伺いました。お役立ちアイテムも満載!
温かさや湿度を利用して全身をここちよくケア
温度やタイミングを守って入るだけで、いいこといっぱいのお風呂。
「お風呂ならではの環境を利用した工夫で、美容効果はもっとアップしますよ」と小林麻利子さん。
「お湯につかることでからだが温まり、血流がよくなります。毛穴も開くので、顔やボディ、頭皮の古い角質や汚れ、余分な皮脂が落ちやすい状態に。ゴシゴシこする必要がないので、洗いすぎによる乾燥も防げます。また、入浴中の保湿パックもおすすめ。肌が水分をキープしやすくなり、保湿効果がアップします」
気をつけたいのが入浴後。肌が乾燥しやすく、冬の水分蒸発量は夏の約2倍にも!
「ボディケアは、肌の湿度を逃がさないよう浴室内で行うのがおすすめ。フェイスケアは浴室を出て5分以内に、念入りに行いましょう」
4 洗顔は髪を洗ってから毛穴が開いたタイミングで
5 シャンプー前の湯シャン&シャンプーブラシで頭皮の毛細血管の血流をアップ
シャンプーがしっかり泡立つ土台を作るのに役立つのが、シャンプー前の湯シャン。「髪のもつれを解いてから、頭皮を約3分間お湯でしっかりすすぎましょう。シャンプーをするときは、柔らかくてピンが長めのシャンプーブラシを使うと、かたくなった頭頂部やこめかみをほぐせるのでおすすめです」(小林さん)
6 からだはたっぷりの泡で皮脂が出やすい部分を中心に洗う
からだを洗いすぎると、肌に必要な成分まで失う可能性が。「お湯につかるだけでも、汚れや余分な皮脂は流れ落ちます。特に寒い季節は乾燥しがちなので、ゴシゴシ洗いは避けて。背中やワキの下など皮脂の分泌量が多い部分、角質がたまりやすい足裏などを中心に、たっぷりの泡で洗いましょう」(小林さん)
Item
7 入浴中のクレイパックでお風呂上がりの肌がもちもちに
「入浴後5分を過ぎると急激に肌の乾燥が進みます。でも、入浴中にパックなどで保湿ケアをすることで、肌に水分を閉じ込めることができます」(小林さん)。
コフレ限定アイテムのクレイバスは、フェイス・ボディパックとしても、入浴剤としても使えて、お風呂美容にぴったり。スパ気分を楽しみながら、なめらかな肌に。
- お風呂でできる美容アイデア10 #1
- お風呂でできる美容アイデア10 #3
教えてくれたのは…
小林麻利子さん
眠りとお風呂の専門家。SleepLIVE株式会社代表取締役。公認心理師。科学的根拠のあるデータを元に女性の美を引き出すスペシャリスト。『入浴の質が睡眠を決める』(カンゼン)など著書多数。
イラスト/コナガイ香 取材・文/柏木亜衣