
キレイなツールでメイクのりUP!パフ&ブラシの正しい洗い方|美容のプロに聞いてみました!
毎日お世話になっているパフやブラシなどのメイクツール。みなさんはどのくらいの頻度で、そしてどうやってお手入れしていますか?今回のテーマはメイクツールの洗い方。毎日たくさんのメイクツールを洗う美容のプロが詳しくレクチャーします!
- 樋口祐紀
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オルビス ビューティクリエイター。長年に渡りビューティアドバイザー、教育トレーナーとして活躍。接客経験やビューティアドバイザーの育成を通して得た美容知識を活かし、現在は美容理論の構築や美容コンテンツの開発を手掛ける。
メイクツールを洗わないと…?
忙しいとメイクツールのお手入れまで手が回らない…という方もいらっしゃるかもしれませんが、汚れたパフやブラシを使用し続けているとこんなデメリットがあるんです。
肌トラブルの原因になる
メイクツールにはファンデーションやチークなどの目に見えるメイク汚れだけではなく、皮脂や汗、ちりやほこりなど目に見えない汚れもたくさん付着しています。洗わずにそのまま使用しているとメイクツールに雑菌が繁殖。それが肌に付着することで、ニキビなどの肌トラブルの原因になってしまうんです。
メイクの仕上がりが落ちる
メイクツールを洗わないとメイクの仕上がりにも差が出ます。汚れが付着したパフ、すなわち“汚パフ”を触った時に、ボコボコとした凹凸を感じたことはありませんか?それは、パフに残ったメイク汚れが時間の経過によって酸化し、固まってしまった状態。そのまま使用すると、ファンデーションがムラになりやすく、キレイに仕上げることが難しくなるんです。さらに汚パフを使い続けると、メイクアイテムの表面も酸化し、固まってしまうことも!せっかく購入したメイクアイテムが固まってしまうのは避けたいですよね。
どのくらいの頻度で洗えばいい?
では、メイクツールはどのくらいの頻度で洗えば良いのでしょうか。パフでいうなら、一度使用した面は使わないようにし、2日程度で交換するのがベスト。スペアのパフを上手に使いながら、少なくとも週に1回のペースで洗剤を使って洗いましょう。ブラシは、毎回使用後にティッシュで粉を払えば汚れが付着しにくく。2~3週に1回の頻度で洗うのがおすすめです。
パフ・スポンジ
・汚れが付着した面は使用しない!・2日~3日程度で交換するのがベスト
・洗い替えのパフを持っていると便利
・洗浄は週1回くらいのペースで
メイクブラシ
・使用後は毎回ティッシュで汚れを払う・洗浄は2~3週に1回くらいのペースで
こまめに洗っているとメイクツールに汚れがたまりにくくなるので、次に洗う時に楽チンに!また、専用のクリーナーを使うとより手早くキレイに洗えますよ。ぜひ活用してみてください。では、さっそくメイクツールを洗っていきましょう!
洗い方 HOW TO
たった10秒もむだけでファンデや皮脂汚れがスッキリ!リピーター多数のパフ専用クリーナー。ペパーミントエキス配合で、洗浄後も清潔な状態を保ちます。
2.指でパフクリーナーを汚れになじませ、もみ洗いしていきます。
\CHECK!/
表面に汚れが浮いてきたら洗い流しのサイン!
3.流水でキレイにすすいでいきます。
パフ内部に流し忘れがないように、もみこみながらすすぎましょう。
4.汚れた水が出てこなくなったら、水を切っていきます。
パフの中綿が寄ってしまわないように、両手でパフを挟みプレスするように水を切りましょう。
5.清潔なタオルなどの上に置き、よく乾かします。
\POINT!/
*パフクリーナーは乾いた状態で使用してください。
*すすぎは泡や汚れた水が出なくなるまで丁寧に行いましょう。
*水を切る際は中綿が寄ってしまわないように、両手のひらでプレスするように切りましょう。
2.指でパフクリーナーを汚れになじませ、もみ洗いしていきます。
\CHECK!/
表面に汚れが浮いてきたら洗い流しのサイン!
3.流水でキレイにすすいでいきます。
パフ内部に流し忘れがないように、もみこみながらすすぎましょう。
4.汚れた水が出てこなくなったら、水を切っていきます。
5.清潔なタオルなどの上に置き、よく乾かします。
\POINT!/
*パフクリーナーは乾いた状態で使用してください。
*すすぎは泡や汚れた水が出なくなるまで丁寧に行いましょう。
1.中性洗剤を水で薄め、ボウルに入れます。
2.1の中でブラシを左右に振り洗いしていきます。
\CHECK!/
水の色が変わってきたら、汚れが落ちてきたサイン!
3.キレイな水に入れ替え、その中で再び振り洗いをします。
4.水に色がつかないかつ、洗剤残りがないようにキレイにすすぎます。
5.ティッシュ、ペーパータオルなどで押さえるように水気を切ります。
6.毛先をしっかり整え、陰干しします。
\POINT!/
*すすぎは泡や汚れた水が出なくなるまで丁寧に行いましょう。
*水切り後はブラシの毛流れを丁寧に整えてから乾かしましょう。
キレイなメイクツールでメイクパフォーマンスを最大化!
肌に触れるメイクツールは、いつでも清潔にしておきたいもの。キレイなブラシとパフを使えば、気分がいいだけではなくメイクの仕上がりもアップしますよ。ぜひ、これを機にあなたのメイクツールもスッキリさせてみては?
撮影/永澤結子
編集/清水尚美