今回のお悩み-チークの上手な使い方-
チークを使ってみたいと思い何回か挑戦してみましたがいつも失敗してしまいます。上手な使い方を教えていただきたいです。
(ペンネーム にゃんこさん)
コツは色選びと大きめブラシ。こめかみへ向かって斜め楕円に
血色感やリフトアップ効果をもたらすチークは、大人こそ有効に使いたいアイテムです。まずポイントとなるのが色選び。年齢を重ねると黄ぐすみが表れてくるので、肌なじみのよいコーラルがおすすめです。そして、つけるときは大きめのブラシを使いましょう。粉を含ませたら毛の部分を上にしてブラシを縦に持ち、持ち手の先端を手のひらで叩いて粉を毛の中に入れ込みます。このひと手間で、つけすぎとムラづきを防止。内側から湧き上がるような、自然な血色感が叶います。
チークをのせる位置は、黒目の外側から真下へ引いた線と、小鼻から横に引いた線が交わるところが最も濃くなるように。ここにまずブラシを置き、周囲へぼかしていきます。黒目より内側に入れないように、こめかみへ向かって斜め楕円に広げると失敗知らずに。さらに立体感を高めたいときは、ハイライトをプラス。チークの境目をぼかすように頬骨の高い部分になじませると、いきいきした表情が際立ちますよ。
Pick up items
透け感のあるクリアな発色で、うるおいを与えながら溶け込むように密着。シナモンは使いやすいベージュ系コーラル。
チークベースとハイライトがセットに。2色のパール効果で生命感のある血色やツヤ、立体感を強調。
お悩み募集中!
「大人のキレイ相談室」では、美容のお悩みをオルビスWebサイト内「キクラボ」で募集しています。ふるってご相談ください!
イラスト/山中玲奈 取材・文/橋場鈴里