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夜は、やさし。#1|今月の本「おやすみなさい おつきさま」

私だけの「夜」。本を手に取って想像の世界へ旅立ってみませんか。さまざまな夜の魅力を堪能できる、特別な物語を紹介します。

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新連載 夜は、やさし。

今月の本

「おやすみなさい おつきさま」

1947年の発刊以来、アメリカで1,000万部を超えたベストセラー。読み聞かせ絵本として最初の1冊に選ぶ人も多い。話しかけるものをアレンジすることで、自分だけの物語となる。大人も癒やされる、と人気の1冊。

●マーガレット・ワイズ・ブラウン/著 クレメント・ハード/絵 せた ていじ/訳(評論社)

 

ベッドに入った子うさぎが、眠りにつくまでのわずかな時間。部屋の中にあるもの一つ一つに、おやすみのあいさつをしていく、ただそれだけの物語が、世界的なベストセラーになりました。

「おやすみ、あかいふうせん」「おやすみ、とけいさん」と語りかける構成は、小さな子どもたちが真似をしやすく、眠る前の習慣づけにも最適です。

しかしこの絵本が愛されたのは子どもにだけではありません。一人の夜、自分以外の存在を感じ、それに感謝をする時間をもつことで、癒やされる大人も多いのです。

実際、眠る前に同じことをする習慣は「入眠儀式」と呼ばれ、不眠の解消に効果があることも知られています。

「おやすみ、だれかさん」――。

そのとき浮かんだ人への想いと共に、素敵な「私の夜時間」を過ごしてください。

 

文=植田広美 イラスト=芳野

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