<初回購入特典>2,000円(税込)以上ですぐに使える300ポイントプレゼント!

Welcome

こんにちは、ゲスト さま

0 ポイント

0 コイン

0 

還元率 0 %

メッセージボックス

  • マイページはログイン後にご使用いただけます。

ページ内を移動するためのリンクです。

ライフスタイル 4117 view

「癒やし」の脳科学 VOL.1

私たちが求める「癒やし」の正体は、脳が感じる「心地よさ」にありました。「楽しい」「気持ちいい」行動が幸福感を生む脳内物質を活性化!
最新の脳科学研究から、自分に合った「癒やし」の導き方を、そして、日常の中で無理なく実践できるバリエーションをご紹介します。

「癒やし」を生む 脳内物質の上手な作り方

女性のメンタルケアを支え、心の安定をもたらすのは、癒やしの鍵となる脳内物質「セロトニン」と「オキシトシン」。実は、この2 つの脳内物質は、体内で生成されるときにも密接な関係があります。

1.心を安定させるセロトニンを自分で活性化する!

思春期以降、女性ホルモン「エストロゲン」の作用で脳内での合成・分泌が促進されるセロトニンは、女性のからだと心を安定させる力をもっています。

エストロゲンは生理周期に沿って分泌量が変化するので、減少する生理前に気持ちが落ち込んだり不安になるのはそのため。でも、「仕方がない」とあきらめないでください!
3つの生活習慣を継続することによって、自分の力でセロトニンを活性化できます。

必要なのは、「朝の太陽の光を浴びる」「リズム運動」「グルーミング」。毎日のルーティンとして繰り返すことで、安定したセロトニンがからだの中で作り出されるのです。

 

【セロトニンを元気に働かせる3つのポイント】

①太陽の光

目に太陽の光を感じることで、脳はセロトニンの活性化を促します。晴れた日は窓からの日差しを浴びても効果あり。カーテンを開けて、日光をふんだんに取り入れましょう。

②リズム運動

1日のうちに何度か、5分程度の腹式呼吸を行うと、十分なリズム運動になります。また、朝と夕方に、30分程度のウォーキングやスイミング、サイクリングも効果的。

③グルーミング

夕方以降は家族とのスキンシップ、パートナーや友人との会話をおすすめします。こうしたスキンシップやコミュニケーションを「グルーミング」と呼びます。

 

2.心地よさからオキシトシンは生まれる

上記で紹介したグルーミングの効果は、心地よいスキンシップやおしゃべりをすることで分泌される脳内物質「オキシトシン」が、セロトニンを活性化することから生まれます。エステやペットとの触れ合いにも、同様の効果があります。
ただし、どんな場合も「好き」「安心できる」相手や状態でなければストレスにしかなりません。脳は自分に正直なのです。

また、オキシトシンは出産や授乳行動により分泌される、子育て期の女性特有の脳内物質として昔から知られていましたが、近年の研究により、実は男性・子ども・高齢者の体内でも作り出されていることが発見され、さらにオキシトシンそのものに「脳に愛情や幸福感を感じさせる」作用があることがわかりました。

<Memo>

脳を癒やすオキシトシン

なぜオキシトシンから幸福感が生まれるのでしょう? それは、オキシトシンには、情動中枢「扁桃体」の興奮を鎮める作用があるから。人それぞれの「好き嫌い」「快・不快」などの情動(情緒)を司る扁桃体が落ち着くと、自然と心も落ち着きを取り戻し、幸福感を感じるのです。

3.癒やしの脳内物質はSNSでは活性化されない!

忙しい1日を終えて、その日のストレスをその日のうちに解消するには、心を穏やかに整えてくれるセロトニンとオキシトシンの活性化が必要です。でもそのどちらの分泌にも役立たないのは、実はデジタルでのコミュニケーション。メールやSNSなどのやりとりでは、癒やしを促す脳内物質は活性化されません。帰宅したらスマホの画面から離れて、アナログなコミュニケーションに集中してみてはいかがですか?

■次回は“癒やされ上手な脳になる”方法についてお伝えします。


お話を伺ったのは……

有田秀穂先生
ありたひでほ:東京大学医学部卒業。東邦大学医学部にてセロトニン神経・前頭前野について研究。現・同大学名誉教授。『脳からストレスを消す技術』(サンマーク出版)、『ストレスすっきり!脳活習慣』(徳間書店)など著書多数。