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京都の涼しい暮らし#1|西陣の町家暮らしに学ぶ、涼を感じる空間と料理

 Find summer retreat in your house
この夏、取り入れたいヒントを発見!

蒸し暑いことで知られる京都では、暑さを少しでも和らげ、快適に過ごすためのさまざまな工夫がなされてきました。五感で涼しさを得る知恵には、現代の生活にも役立つヒントがちりばめられています。

西陣の町家暮らしに学ぶ、 涼を感じる空間と料理

森田 徹さん、久美さん ご夫妻
もりたとおる:建築家。森田建築設計事務所主宰。住宅や商業施設の設計をはじめ、古民家再生にも携わる。http://morita-architect.com
もりたくみ:料理研究家。菜食の料理教室を主宰。http://mo-circulate.jugem.jp


機織(はたお) り職人のために建てられた、京都・西陣の伝統的な家屋「織屋建(おりやだて)」。自然素材に囲まれた空間と、目にも涼やかな緑陰のある町家を訪ねました。

「きれいな光の入り方に感動した」という「織屋建」を住まいとしてリノベーションし、現在は建築設計事務所と料理教室として利用している森田さんご夫妻。「かつては、土間に機織り機が並んでいた町家で、天井が高いのが特徴です。広い土間は板張りにして、リビングダイニングキッチンに改修しました。夏には、窓にかけたすだれや、庭の緑陰が日差しを遮ってくれます」。

盛夏には、朝夕と室内の温度が上がる午後に玄関に打ち水をしたり、庭の植物や家の屋根に水をまくことで涼を感じることができるそう。色みを合わせた自然素材の家具、水盤に見立てた清涼感のある石臼やガラス器、植物の葉のコースターなど、視覚から涼しさを感じるインテリアは、取り入れやすいアイデアです。

Hint1|餅つきに使う石臼を水盤に見立てて

年末の餅つきに利用している石臼も、夏の間は庭先に置いて涼を演出するアイテムに活用。水を張って庭の植物を生けることで、水面に光がキラキラと反射して清涼感を与えてくれます。大鉢などで代用することもできそうです。

Hint2|きりっと冷やした麻布のおしぼり

夏のおもてなしに喜ばれているという、きりっと冷やしたおしぼり。使いやすい大きさに切りそろえた麻布を使い、軽くぬらしてしっかりと絞り、棒状に巻いて、冷蔵庫で冷やしておきます。自然素材のざるにのせて、植物の枝葉を添えて。

Hint3|水出しのほうじ茶と、植物の葉のコースター

森田家の夏の飲み物の定番は、水出しのほうじ茶だそう。庭の植物の葉をコースターにしたり、水盤に見立てたガラスの器とコーディネートすることで、より涼感がアップします。夕暮れどきには、キャンドルを灯してお茶の時間を楽しみます。

Hint4|室内に涼しい風を送る庭の草木の水まき

見た目も空気も涼しくしてくれる、草木の水まき。夏の盛りには屋根にも水をまいて、室温を下げているそうです。マンション暮らしの場合も、ベランダに打ち水をすることで、室内に入る空気(風)の温度を下げる効果があるといわれています。

久美さんがアンティークショップで見つけた、手仕事が感じられるインド綿のクッションカバー。さわやかな色と手触りが楽しめる。

Hint5|自然素材の家具やクッションカバー

家具やインテリア雑貨を自然素材で統一することも、夏を涼しく過ごす工夫の一つに。アンティークショップで見つけたインテリア雑貨や、お気に入りの作家にオーダーしたダイニングテーブルなどがリビングダイニングキッチンを彩ります。木製のピアノ(ページTOP写真)は、インテリアの空間になじむ素材を探していたところ、イメージどおりのピアノが見つかり、知り合いから譲り受けたそう。麦わら帽子やインド綿のアンティークのクッションカバーが、涼感を誘うアクセントになっています。

夏野菜を主役にした涼のおもてなし。庭の緑陰の涼しさもごちそうに。ダイニングテーブルは、木工作家の臼杵春芳作。

写真=西岡 潔 取材・文=秋山由佳里