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伝統の技を未来へ繋ぐもの作り|今、伝統の技が新しい!#3

日本には多くの伝統工芸があります。歴史とともに進化を続けるその魅力は、今、国内外からの注目を集めています。厳しい世界ながら、そこで活躍している女性たちの姿を追いました。

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伝統の技を 未来へ繋ぐもの作り ―柴田慶信商店―

「大館曲げわっぱ」を代表する工房、柴田慶信商店では、こだわりの技法を生かし、世界的なデザイナーとコラボするなど進化を続けています。
真剣なまなざしで、曲げた部材に木バサミという木製の留め具をはさむ仲澤さん。手際のよさには見惚れてしまう。

天然杉で作られた曲げわっぱは、形も大きさもバラエティー豊か。約150年以上の年輪を重ねた天然杉が仲澤さんの手によって優美に息を吹き返す。

 

樹齢約150年以上の天然杉を使い、完全手作業で生み出す美しい仕上がりで、曲げわっぱの最高峰とされる「柴田慶信商店」の製品。そこには生き生きと働く「曲げわっぱ職人」、仲澤恵梨さんの姿がありました。

「師匠に弟子入りを決めたのは、作り上げた曲げわっぱを手にしたときのやさしい感触でした。この感動を伝えていきたい、と。今も、この曲げわっぱを使うことで暮らしが豊かになりますように、と祈るような気持ちで作っています。最初から最後まで手作業なので、丁寧に、手間をかけるほど大変ですが、やはり機械では出せない魅力があります。妥協せず、自分が満足するものを作り上げていきたい」

数少ない女性の伝統工芸士として、今後は、自分にしか作れないもの、女性が普段使いできる小物などを手がけたいという仲澤さん。伝統を継承しながら、進化する曲げわっぱに期待が高まります。

工房の2階には、作品の数々が展示。購入もできる。人気の曲げわっぱは、3〜4カ月待ち。

 

80℃の湯で煮沸した部材を曲げた後、10日ほど乾燥してから接着。ずれないようにしっかり重ねて。

 

重ねた後は、糊付けを。接着剤をつけた後は木バサミで留めて1個ずつ、しっかりと固定していく。

 

伝統製法「樺綴じ(かばとじ)」の中には、柴田会長が昔の文献から復元した技もある。

 

穴を開けながら、山桜の木の皮で綴じれば完成。細やかな手作業が美しさの鍵。

 

曲げわっぱを積み重ねて一時、保管。まるで一つのアート作品のよう。

 

かつては背中を見ているだけで緊張したという柴田慶信さんと。「彼女は頑張り屋で丁寧な仕事ぶり。もう安心して任せています」

 

 

Data―――――
柴田慶信商店
秋田県大館市御成町2丁目15-28
http://magewappa.com/
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