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“好き” がつまった、くつろぎの空間|世界のおうち時間[フランス・パリ編]

心やからだを満たすには、家での過ごし方も大切です。そのヒントを求めて、自分らしく日々を送る、オスロとパリに暮らす女性たちを訪ねました。

フランスでは、心もからだもすこやかに暮らすことを“ ビヤンネートル” と呼び、生活の中で大切にしています。そのエスプリに富んだパリジェンヌの暮らしをご紹介します。

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Profile
Philippine Gejde-Le Liepvre フィリピン・ゲイド=ル・リエーヴルさん

夫と共にパリの18区でフレンチ・メキシカンレストランTOLOACHEを経営。その傍ら、モデルとしても活躍中。


【フィリピンさんの暮らしの流儀】
・手作りジンジャーライムティーで爽やかに目覚める
・大好きな植物をめでる時間をもつ
・リラックスタイムにはキャンドルを灯して読書を
・からだも喜ぶスウィーツで幸せな気分に

パリのモンマルトルの丘の近くでレストランを営むフィリピンさん。毎晩の帰宅は深夜過ぎになるとあって、自宅で過ごすひとときは彼女にとって大切なくつろぎの時間なのだと語ります。

「毎朝すっきり目覚めるために、起きたらまずジンジャーライムティーを作ります。マグカップにショウガを入れてマッシャーで潰し、紅茶を注いでライムを絞るのですが、ショウガとライムの香りで爽快な気分になれるうえに、ゆっくり飲んでいると次第にからだが温まってきます」とフィリピンさんはほほ笑みます。

明るいキッチンは、1日をスタートさせるのに最適な空間。ライムの香りに気持ちも癒やされる。

1年ほど前からご主人と共に住み始めたアパルトマンには、リビングやキッチン、バスルームなど至る所に花や観葉植物が飾られているのが印象的です。

「植物が部屋にあると癒やされますね。美しい花々によって空間が華やぎますし、伸び始めの青々とした新芽に触れているうちに心が安らいでくるんです。いとおしみながら眺めたり水をあげたりしていると、植物とのコミュニケーションが取れているように感じます。植物がよいエネルギーを与えてくれているのかもしれません」

大好きな植物をめでているとリラックスできるそう。

以前は雑誌などのファッションモデルとして活躍し、今でもレストランの仕事の都合のつくときにはモデル業も続けているフィリピンさん。美しいボディラインを保つための無理なダイエットは一切せず、甘いものでも何でも口にするけれど、からだが少しだるく感じたときは、できるだけグルテンフリーのスウィーツを選ぶことにしているのだとか。

「完全なグルテンフリー主義ではないですし、パンやパスタも肉や魚、野菜と一緒にバランスよく食べるようにしています。甘いものがほしくなったら、パリでひそかなブー

ムの“パヴロヴァ”を買います。グルテンフリーのパティスリーとしても注目されているんです」

メレンゲの上に甘さ控えめの生クリームをあしらったパヴロヴァは、とても軽やかで繊細な味わい。

「食べると幸せな気分にしてくれるパティスリーは、夫と休日のティータイムに味わうこともあります。ホームパーティのデザートでは、大きなサイズのパヴロヴァを切り分けて友達とみんなで食べると盛り上がるんですよ」

5種類以上のパヴロヴァがそろう「Pâtisserie Ô gâteau」がお気に入り。

また時間があるとつい携帯電話やパソコンに手を伸ばしがちですが、ベッドに入る前は、電子機器に触れるよりも、できる限り本を読むように心がけているそう。

「液晶画面が発するブルーライトは寝る前に目にすると安眠を妨げてしまうし、ページをめくるという行為自体も心を落ち着かせてくれるので、本を読むほうが好きなんです」

小説や伝記など、眠る前に読書を楽しむ時間も大切にしている。

夜にはベッドサイドにお気に入りのアロマキャンドルを灯して、リラックスのひとときを。ゆらゆらとやさしく揺れる炎とほのかなアロマの香りに癒やされて、次第に穏やかな眠りに誘われていくのだとか。

日暮れと共に、ベッドルームやリビングのサイドテーブルなど、部屋のあちこちにアロマキャンドルを灯して。

フィリピンさんにとっての“ビヤンネートル”とは、自分の心とからだに素直に向き合うこと。常に自然体でいることこそが、日々を幸せに暮らす秘訣なのです。

 

 

 

撮影/稲垣岳彦 取材・文/原 正枝

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