
「蕎麦猪口」と「お猪口」で、いつもの晩酌スタイルをオシャレに格上げ!
一週間のおわりに、気に入りの酒と肴で、おつかれさまの乾杯。そんなお楽しみのひと時を、素敵にスタイルアップしてくれるテーブルコーディネートを、いま人気急上昇中の料理研究家・インスタグラマー 井口タクトさんに教えていただきました。
ぜひ毎日の暮らしにも取り入れたい、ちょっとした工夫で驚くほど“映える”スタイリング・盛り付けのポイントをご紹介します。
蕎麦猪口でお酒、お猪口で肴を
テーブルコーディネートは、ちょっとしたアイデアでグッとオシャレになるもの。
今夜は気分を変えて、漆黒と朱色のバイカラーが素敵な輪島塗の蕎麦猪口で、日本酒なんていかがでしょう。まるで夫婦茶碗のようだけれど、それぞれ別売りの単品をコーディネートしたものです。
肴は、砥部焼のお猪口に盛り分けて。マンネリおつまみだって、笹を敷いたプレートに、一口ずつ盛るだけで、見違えるように華やかになります。
“映える”スタイリング・盛り付けのポイント
Instagramでのオシャレな“食”の発信から人気に火がついた井口さん。
「料理は、見た目が8割」と、味はもちろん、見た目にもこだわる井口さんのオシャレなスタイリングの基本は、「赤」「黄」「緑」の3色。今回は、辛子明太子の「赤」に、かぼちゃの「黄」、そして笹の「緑」をキーに。器の色も借りて、全体のバランスをみてレイアウトを。
盛り付けは、ただ平たく並べたのではもったいない。立体感を出すのがポイントです。今回は、お猪口を使うことで、お猪口の高さ違いで立体感が出て、よい趣に。
さらに、かつおぶしや胡麻などのトッピングで“映え”をプラスすることも忘れずに。
盛り付けが苦手でも、かわいいお猪口に盛るだけで、見栄えのよいテーブルコーディネートのできあがり!
いくつもパターンを揃えてみたくなる「お猪口」と「蕎麦猪口」の晩酌スタイル。ぜひ、お試しあれ。
今回の器たち
教えてくれたのは・・・
料理研究家 井口タクトさん
東日本大震災時の炊き出しボランティアの経験から、食の持つチカラを肌で感じ、独学で料理の研究を始める。「食を通じてたくさんの幸せを創りたい」という想いを実現するため、食を軸とした幸せ溢れる空間創りを自身のライフワークとして取り組んでいる。パーティケータリングやワークショップ、料理教室やテーブルウェア監修、メディアや雑誌へのレシピ執筆から撮影までジャンル問わずマルチに活動中。
フードコミュニティ「Foodies Labo」を主催し、「簡単×美味しい」にこだわり都内を中心に料理教室を開催。2019年10月、店舗を持たないデリバリー専門のゴーストレストラン「Foodies Tokyo」をスタート。
Instagram:@ouchigohan_ojisan / @foodies_labo
Twitter:@TakutoIguchi