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理想の眉のお手入れ法&描き方|美容のプロに聞いてみました!

眉は顔の印象を決めるパーツですが、手入れ方法がわからない、描き方が難しいという人も多いのでは? 美容のプロが、理想の眉の作り方をレクチャーします。

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基本の眉のお手入れ方法

眉は描くだけではなく、お手入れをすることで、より美眉になります。

お手入れとは自眉を整えるということ。基本のバランスを認識してから、いらない毛を取り除き、全体を整えることが肝心です。

整え方は、カットする、剃る、抜くなどの方法がありますが、カットがベスト。剃るとかえって剃り跡が目立ったり、抜くと肌を傷めたりする恐れがあります。

眉毛が伸びてくると、つい素の眉のときに切ってしまいたくなりますが、必要な毛までカットしてしまう可能性が。カットする際は、理想の眉を描いたうえで、余分な毛を除くようにしましょう

毛の量や生え方などに個人差はありますが、1カ月に1回ほどお手入れをするのがおすすめです。

STEP1

全体のバランスをチェック
理想の眉の形は、眉頭、眉山、眉尻の位置が要に。眉を描く前に、自分の眉バランスを確認しましょう。

まず眉頭は小鼻と目頭を結んだ延長戦上、眉山は黒目の外側部分の真上が理想の位置です。眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長上が正解です。

割合としては、眉頭から眉山が2/3、眉山から眉尻が1/3ぐらいが目安。眉尻と眉頭が水平になるとバランスがよく見えます。

STEP2

理想のラインを描いてから眉をカットする
理想の眉を描き終えてから、眉バサミで眉から離れたところにあるまぶたの毛をカット。眉バサミを使うときは、テーブルに肘をついて固定し、ハサミがブレないようにしましょう。

さらにスクリューブラシで毛を持ち上げて、上のラインからはみ出る長い毛をカット。ボサボサ感のない洗練された眉に仕上がります。


基本の眉の描き方

描くときに一番大切なのが順番です。

絶妙な色の濃さや理想のラインを作るには、眉尻側から描いていくのが絶対ルール。順番を間違えると、どんなに丁寧に描いても美眉に仕上がりません。

毛流れにあわせて眉頭から描き始めるのはNG。最初に描くと、どうしても手に力が入り濃くなってしまいます。

眉頭が濃いと、全体がまだらになったり、不自然な印象になったり、理想眉からは程遠い状態に。眉頭を薄く仕上げるためには、必ず最後に描きましょう

描く前にスクリューブラシで全体の毛流れを整えておくと、より美しい理想眉に近づけます。

STEP1

眉山→眉尻に向かって描く
はじめにペンシルで眉山から眉尻を描きます。

ペンシルを寝かせるように、力を入れずに描くのが鉄則。毛流れに沿って、毛のすき間を埋めるように描きましょう。

眉尻は伸ばしすぎず、小鼻と目尻を結んだ延長線上でストップすると好バランスに。

STEP2

眉山→眉頭に向かって描く
次に眉山から眉頭を描いていきます。

このときも毛流れに沿って描きますが、ペンシルは眉山から眉頭に向かって移動させていきましょう。

眉頭側にいくに従って、徐々に手の力を抜いて薄くしていくのがポイント。毛のすき間を埋めながら、ペン先を少しずつ立てていくと自然に仕上がります

STEP3

眉頭を描く
最後に眉頭を描きましょう。

手の力を最大限に抜いて、毛流れと同様に上に向かってペンシルを動かします。ペン先が肌にあたっているのかわからないぐらいソフトなタッチを意識すると、ほど良く薄づきに

FINISH

POINT

眉全体の細さ&濃淡を意識することが大切!
バランスのいい眉は、眉頭から眉尻にかけて徐々に細くなっているのが理想的。

また、毛が密集している眉尻側が最も濃いのが自然。眉尻→眉山→眉頭でだんだんと薄くなるように、濃淡のグラデーションを意識しましょう。

ペンシルアイブロー

太さを自在に描き分けられる楕円芯を採用。なめらかなタッチで、スムーズに描くことができます。スクリューブラシもついているので、1本で完成度の高い眉に。ペンシルアイブロー(全3色)


やりがちなNG眉

ついやってしまいがちな眉の失敗例を、イラストとともにご紹介。

眉は、印象をコントロールするパーツです。

たとえ自分では良かれと思っていても、人から見ると違和感がある可能性が。基本の描き方を見直して、長さや濃さを再度チェックしてみましょう。

太さが一直線

眉頭から眉山まで均一な太さだと、眉の存在感が強すぎて不自然な印象に。

特に濃く太い一本眉は顔全体がちぐはぐになり、眉にばかり視線がいってしまいます。

力を入れずに柔らかく描き、色はあまり暗くない方がナチュラルです。

濃淡がまだら

眉の濃淡は、眉頭が最も薄く、眉尻側にいくにつれて濃くなるのがセオリー。全体のグラデーションに色ムラがあると、適当に描いたような雑な印象を与えてしまいます。

さらに多いのが、眉頭が一番濃いパターン。眉頭がはっきりしすぎると、眉全体が濃く、まるで海苔を貼ったような印象になることも。眉間もつまって表情が険しく見えるので、軽やかに仕上げることが大切です。

眉が長い

眉尻を伸ばしすぎて、眉が長い人も多く見られます。顔から浮いて見えるので、気をつけたいポイントです。

また、眉尻が眉頭より下がると眉全体が下がって見えるので、それぞれの高さをきちんと守りましょう。


パウダーアイブローでもっと今どきふんわり眉

もっとふんわりとカジュアルに仕上げたい場合は、パウダーを使うと◎。顔全体が柔らかくなり、今っぽい表情を演出できます。

またパウダーアイブローを使うと、ノーズシャドウまで一気に仕込めるのもメリット。ナチュラルな陰影をプラスして、メリハリのある美人顔に仕立てましょう。

ブレンドアイブローコンパクト

粉とびせず、眉に溶け込むようなフィット感。濃淡3色セットで、自分にぴったりの眉色が作れます。汗や皮脂にも強いので、描きたての美眉が持続。太めの平筆&固めの細筆は、描きやすさも抜群です。ブレンドアイブローコンパクト(全2色)

STEP1

濃い2色を混ぜて眉山→眉尻を描く
ブラシの細い方で濃い2色を混ぜて、まず眉山から眉尻を描きます。ブラシを寝かせるように描いていくと美しく。毛のすき間を埋めていきましょう。

STEP2

少し薄い色で眉山→眉頭を描く
ブラシの細い方に中間色をとり、眉山から眉頭へブラシを移動させながら描いていきます。毛流れに沿うように眉山側は筆を横に寝かすように描き、眉頭に近づくにつれて立てていくと自然な濃淡に

STEP3

パウダーを足さずに眉頭を描く
最後に描く眉頭は、パウダーをつけ足さなくてもOK。STEP2の流れから、そのまま眉頭を描いてしまいましょう。

毛並みを整えるようにブラシを上向きに動かし、ほんのりと淡色がつくぐらいにとどめましょう。

STEP4

ノーズシャドウではっきり顔に
眉を完成させたら、ついでにノーズシャドウもプラス。

ブラシの太い方に一番薄い色をとり、眉頭の下にあるくぼみにサッとのせます。眉頭の毛の下部分にブラシを置き、下方向へさっとブラシをすべらせて。

もともとの骨格で、すでに三角形っぽくなっている影を強調するようなイメージでのせると簡単。ごくナチュラルに、彫りの深い顔立ちになれます。


眉のお悩み別攻略法

眉に悩んでいる人はとても多い半面、毛の量や形など個人差が激しいので、つい自己流で進めてしまいがち。

眉作りは難しい……、と足踏みしている人でも、コツをつかめば理想眉を手に入れることは可能です。お悩みごとに解決法を紹介するので、基本の描き方と併せて挑戦してみましょう。

眉の完成度が上がると、美人度もグンと上がります!

お悩み1

左右の形が違う
眉の形が左右対称な人はほとんどいません。左右の形をそろえるには、どちらかの眉にもう片方を寄せていくのがポイントです。

正面から鏡を見て、まず基準となる好みの眉をどちらかに決めます。

基準の方の眉山にあわせて、好みでない方の眉山をとり、眉山から眉尻を描いてしまいます。

同様に眉頭の位置も基準にあわせて決めて、全て描き上げます。

基準の眉は毛のすき間を補うように描き足して。対照に見えやすくなります。

お悩み2

毛がまばらor眉尻がない
自眉が薄い人も、若い頃に毛を抜きすぎてまばらになった人も、解消法は同じ。

毛が薄い、もしくはない部分には、グレーのペンシルで「仮想の眉」を描いてしまいます。グレーの色みは自眉に近いものがベター。本当の毛を1本1本描くような感覚で、仮の自眉を作りましょう。

それから好きな色で眉全体を描けばOK。

眉尻が皮脂で消えやすい人は、グレーで仮想の眉を描く前に、フェイスパウダーをのせておくとメイクもちが良くなります。

お悩み3

もともとの眉が太い
毛量が多く、とにかく自眉が太い!という人は、スクリューブラシがお役立ち。

上からも下からもブラシを動かし、眉のセンターラインに毛が密集するように寄せ集めていきます。毛を寝かせるようにブラシを動かすと、自然とボリュームダウン。眉の強さが緩和されます。

島田久美子
トータルビューティークリエイター。複数の化粧品会社において、アドバイザーとして活躍。美容マニアで「キレイになることを諦めない」がモットー。豊富な接客経験と美容に関する膨大な知識を元に、現在は店舗接客のコンサルティングや育成、各ブランドの美容コンセプトの構築支援を手がける。

 

 

撮影/田村昌裕(freaks) ヘア&メイク/イワタユイナ モデル/新藤マリア 取材・文/橋場鈴里

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