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スキャンダルクイーンがたどりついた化粧品|美容史#3

教科書には載っていない、知られざる美容の歴史を紹介します。

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スキャンダルクイーンがたどりついた化粧品

歴史の中には、国を滅ぼす美女の「伝説」が散見されますね。19世紀半ばのドイツ・ミュンヘンにあったバイエルン王国に、スペインの踊り子を自称するローラ・モンテスという謎の美女が現れました。

彼女に面会した国王ルートヴィヒ1世は、その美貌と色気に目がくらみ、ローラに貢ぎ続けました。宝石どころか、宮殿や爵位までもがローラには与えられている始末。怒れる民衆が革命を起こしたので、ローラはミュンヘンから命からがら脱出です。

後にアメリカに渡ったローラはルートヴィヒ1世との愛の日々を、「王様と私」的に舞台で演じ、好評を得ました。しかし、観客には次第に飽きられ、批判的な人々を鞭で打ち据え暴れるうち、誰も彼女を必要としなくなりました。

最期はニューヨークの屋根裏部屋で、39歳で孤独死です。あれだけ男たちから貢がれていたのに浪費の結果、貧しさと中風の痛みに苦しめられ、脳卒中で亡くなりました。彼女が愛用した白粉には、本当は毒なのに肌を美しくすると信じられた鉛が大量に含まれ、鉛毒に脳神経系を侵されてしまったようです。

晩年のローラは『美しさの鍵』という美容本を書きました。厚化粧を非難し、鉛使用の「特許化粧品」より、ナチュラルな化粧品のほうがよいと世の女性に警告する、意外にまともな内容です。今から160年ほど前には、毒を化粧品に使ってはいけないという法律もなく、メイクも命がけだったとは驚いてしまいます!

 

 

Profile
堀江宏樹
作家、歴史エッセイスト。古今東西の恋愛・生活文化に造詣が深く、さまざまなメディアで執筆中。『愛と欲望の世界史』『ときめく源氏物語』(共に王様文庫・三笠書房)など著書も多数。

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