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『スウィートビター〜恋とワインと人生のレッスン〜』|ひとり時間は読書時間#7

心がほっとあたたかくなったり、生きるヒントを得たり……。幸せな気づきを与えてくれる一冊を、コラムニスト・山崎まどかさんが紹介します。

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休日の一冊

『スウィートビター〜恋とワインと人生のレッスン〜』(TAC出版)
ステファニー・ダンラー・著
吉嶺英美・訳
一人の女性の成長と等身大の恋愛を見事に描ききった、女性作家の鮮烈なラブストーリー。

都会に出てくるのに、はっきりとした目的意識はなくてもいい。この小説の主人公テスは自分が何をしたいのかもわからずに、衝動的に田舎を出てニューヨークを目指します。

そこで彼女が飛び込んだのが、高級レストランの世界。テスは給仕をするサーバーとして働き始めますが、それは厳しいプロフェッショナルの世界でした。彼女はそこで初めてワインの味を覚え、牡蠣の味を知り、自分の味覚のパレットを広げていきます。先輩のサーバーでワインのスペシャリストでもあるシモーンというメンター(師匠)と出会ったテスは、料理だけではなく失敗や挫折も味わい、同僚のバーテンダーのジェイクと恋に落ちます。しかしシモーンとジェイクには暗い過去があり、テスはただ甘いだけではない、大人の人間関係の複雑な味を知るのです。

レストランを舞台にしたヒリヒリするような青春小説を手がけたステファニー・ダンラーは、二十代いっぱい、ニューヨークの有名店でサーバーとしてキャリアを積んできた女性。その描写はリアルです。

 

Profile
山崎まどか
コラムニスト、翻訳家。『ビバ! 私はメキシコの転校生』(偕成社)でデビュー。著書に『優雅な読書が最高の復讐である』(DU BOOKS)など。

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