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汗はなぜ臭うの?発汗の仕組みとやってはいけないNG習慣|美容のプロに聞いてみました!

暑い季節は汗によるニオイやべたつきが気になりますが、一言で汗といっても種類や性質が異なるのをご存じですか?そう、汗をかくのは暑い時だけじゃないんです。今回は汗の種類とメカニズム、ニオイが発生する原因を解説。汗をかく仕組みが分かれば、あなたにあった対処法が見えてきて、あの不快感から解放されるかも!さあ、あなたの汗はどのタイプ?

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汗はどこから出てくるの?

汗は、皮膚に存在する汗腺(かんせん)という管状の腺から分泌されており、「エクリン腺」「アポクリン腺」の2種類があります

ニオイなし!さらさら汗のエクリン腺

エクリン腺は全身のほとんどの皮膚表面に存在しており、エクリン腺から出る汗はニオイがなく無色透明。年齢問わず一生涯分泌されるのが特徴です。

 

ニオイの素?ちょっとクセモノなアポクリン腺

一方、アポクリン腺はワキや乳首、下腹部に多く存在。分泌される汗には特有のニオイと高い粘性があり、乳白色をしています。タンパク質を多く含むため微生物の作用を受けやすく、ニオイの原因に。分泌量は思春期から壮年期にかけて旺盛になり、徐々に減っていきます。

汗の種類とニオイのメカニズム

暑い時だけじゃない!汗には3つの種類がある

汗腺に種類があるように汗にも種類があり、発汗の原因は大きく分けて3つに分類されます。

①サウナ汗

体温調整による発汗。暑さを感じたときや運動時、上昇した体温を下げるためにエクリン腺から分泌されます。暑いときに激しい運動を行うと、1時間に2リットルほどの汗をかくと言われています。

 

②ドキドキ汗

精神的刺激による発汗。緊張したときや驚いたとき、精神的な刺激に伴ってエクリン腺とワキのアポクリン腺から分泌されます。手のひらや足のうら、ワキなど限られた部位で短時間に発汗するのが特徴です。

 

③激辛汗

食事による発汗。辛い物を食べたときに鼻やおでこ等エクリン腺から分泌されます。味覚の刺激によって反射的に起こるものなので食べ終わると発汗しなくなります。

汗は本来無臭?!ではなぜ臭うのか…?

「汗臭い」という言葉があるように、「汗=ニオイ」のイメージ。しかし、汗は本来無臭。特にほとんどの体表面に存在するエクリン腺それではなぜ汗は不快なニオイを発してしまうのでしょうか?

原因はズバリ「細菌」。皮膚の上に残った汗は角質や皮脂と混じり合い、細菌等によって分解されます。その過程でニオイ物質が発生してしまうのです。つまり、体に皮脂や汚れ、垢、古い角質が付着しているときほど汗のニオイは強くなるということになるのです。

 

ちなみに、体の中でニオイのトラブルを感じやすいパーツといえば、足!靴や靴下で蒸れやすく角質も溜まりやすいですよね。靴を脱いだ時のニオイが気になるという方は、洗い方の見直しや角質のケアをしてみましょう。

 

しかし、強いニオイがなかなか改善されない場合は、通称ワキガといったアポクリン腺の肥大やアポクリン腺から出る汗の分泌異常、細菌感染が原因の可能性もあるので、病院を受診するのがおすすめです。

汗とニオイはどう対処する?おすすめ3ヶ条とNG習慣

汗をかいたらすぐ拭き取るべし!

汗は放っておくと臭くなる…。ならばその前に拭き取ってしまいましょう!汗が雑菌に触れ、ニオイに変わる前に拭き取り、清潔な状態を保つことをおすすめします。

デオドラントは機能で選ぶべし!

デオドラント製品は香りではなく、消臭機能を重視しましょう。迷ったら無香料や医薬部外品を選ぶのがおすすめ。香りがついているものもいいのですが、汗のニオイと混じり、かえってニオイがきつくなってしまうことも。香りつきを使用する際は、無香料のものでキレイに拭き取ってからの方がよいでしょう。

野菜中心の食生活を心がけるべし!

肉中心の脂質が多い食事ばかりとるのはNG!過剰な脂質はアポクリン腺を活発化させてしまい、ニオイの原因に。欧米人にワキガや体臭がきつい人が多いのは単に体質遺伝だけではなく、食生活も影響していると言われています。しかし、日本人も他人事ではありません。食の欧米化が進むにつれワキガの人が増加傾向。和食など野菜中心の食生活を心がけましょう。

汗と上手に付き合おう

ニオイやべたつきから、どうしても悪者扱いされてしまう汗。しかし、発汗は体温調節をしたりデトックスをしたりと、生命維持や美容の面でとても重要。上手に付き合っていくのがよいでしょう。専用アイテムを使うのももちろんいいのですが、清潔を保つ、食生活を見直すといった手前のケアで改善が見込めます。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね!

島田久美子
トータルビューティークリエイター。
複数の化粧品会社において、アドバイザーとして活躍。美容マニアで「キレイになることを諦めない」がモットー。豊富な接客経験と美容に関する膨大な知識を元に、現在は店舗接客のコンサルティングや育成、各ブランドの美容コンセプトの構築支援を手がける。

イラスト/二階堂ちはる  取材・文/清水尚美

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