IN HER LIFE #01

MIYAKO
TAKAYAMA

IN HER LIFE #01

MIYAKO
TAKAYAMA

マラソンや料理など、好きなことを通して等身大のライフスタイルを発信し、多くの支持を集めている。2冊目の著書『高山都の美 食 姿 「日々のコツコツ」続いてます。』が8月に発売されたばかり。

目の前の人に誠実な
純度の高い自分でいたい

書籍を2冊出させていただいて、イベントの企画や設営、ファッションブランドとのコラボレーションなど、今は本当に様々なことをやらせていただいています。もはや「モデル・女優」という肩書きには収まりきれなくなってきました。とても充実しているし、これからもっと色々なことをやっていくだろうなという予感もあります。

自分の経験や好きなことを通して「こんなに素敵なことがあるんだよ」って伝えていきたいんです。好きな作家さんの器をこう使ってみたとか、いつものケアにこの習慣を足してみたとか、こんな言葉を支えにしているとか。それが誰かの人生の新しい扉を開く、小さなきっかけになったらとてもうれしいです。

今はSNSもあるし、取り繕ってもメッキが剥がれてしまう時代ですよね。私はもともと器用なほうではなく、嘘がつけない性格。それならいっそ何も隠さないほうが潔いなと、いつしか考えるようになりました。調子のいい日も悪い日もある、でもこれがありのままの私。そういう気持ちで日々を重ねたら、いつの間にか、ぶれない自分になっていました。

ダメな自分を変えてくれた
マラソンとの出合い

19歳でモデルになってから、20代はずっと悩んでいました。生まれつきの特別な才能もない、時間をかけて鍛錬してきた特技もない。そんなコンプレックスを抱えた自分に対して、このままではだめだと思いつつ、どうすればいいのかわからず空回りばかり。そんな20代も終わろうとしていたとき、ハーフマラソンに出る企画が舞い込んだんです。

運動音痴の私には無理!と思っていましたが、いざ出ると決まったら「絶対に格好悪いところを見せたくない」と本来の負けん気に火がついて、こっそりひとりで練習する日々。最初はとにかく「朝起きたら着替えてシューズを履いて外に出る」ということだけを目標にして。そのうち10分走れるようになり、30分、1時間…、気づけば10キロ走れるようになっていました。

ハーフマラソンはめでたく完走。不可能に見えた目標を達成したときのすがすがしさ、気持ちよさといったら!一度味わってしまったら、ここで終わらせるのはもったいないと欲が出て(笑)。じゃあ、次の高みを目指して頑張ってみよう、ダメな自分がもっと変われるかもしれない。そう思いながら、少しずつここまで積み重ねてきました。

笑っていれば
風向きは変えられる

マラソンと同時期に追求しはじめたのが料理です。これも自分なりのルールを作ってやってきました。2年前の目標は「お弁当を毎日作ってSNSにアップする」とか「積極的にホームパーティをする」とか。最近はようやく料理の楽しみ方や、自分らしいカラーの出し方がわかってきたところです。

料理のヒントはいたるところにあります。花屋さんで素敵な色合わせを見つけたら、これを料理の盛り付けに応用したい!って思う。素敵なことはすぐ持ち帰って、自分のなかに落とし込みたい性格なんです。特に誰かのために料理をするのは、プレゼントを選ぶ時間みたいで楽しいし、その時間が自分を成長させてくれているな、と感じます。

「笑っていれば風向きは変えられる」。長い付き合いの友人がくれたこの言葉が私のモットーです。日々のなかにある小さな幸せに気づける自分でいること。邪念に飲み込まれそうになったら無心で走ったり野菜を刻んだりして素早く発散してしまうこと。そんなふうに、毎日を笑って過ごせるように意識していると、いい風がちゃんと吹いてくるんです。