誰もが生きる力を育み、
自分らしさを表現できる社会を目指して

これからも社会の一員として共に歩むために。
私たちが実践してきたサステナビリティ活動
オルビスは創業当初から「本当に必要なものは何か」を考え、シンプルなパッケージで省資源化に取り組んできました。つめかえ商品の拡充によるCO₂排出量の削減や、再生スパチュラに取り組むなど、環境負荷を減らす工夫を重ね続けています。
また、お客様へ毎月カタログをお送りしていますが、その紙資源を少しでも自然に還元したいという思いから、山梨において20年以上、森林保全などの活動を継続しています。
さらに、ビジネスモデルとしても通販事業を中心に、お客様へ直接商品をお届けする形態を取っているため、災害など有事の際にはできる限り迅速に被災地へ向けた支援を行ってきました。
こうした取り組みは、「社会の中で私たちに何ができるか」を常に考え、実行していくオルビスの姿勢そのものです。
美しさとは自分らしく生きる力。
オルビスが持つミッションと子ども支援の関わり
オルビスは“スマートエイジング®”という考え方を軸に、「ひとりひとりが持つ美しさが、多様に表現されるここちよい社会へ」というミッションを掲げています。「美しさ」とは、年齢や外見に関わりなく、“人が自分らしく生きるための力強さ” ではないか、と私は考えています。
未来を担う子どもたちにも、安心して自分らしく生きる力を育んでほしい。そのためには、子ども時代の経験が、その後の人生において重要となります。
オルビスが子ども支援に取り組むのは、「子どもたちが、何かを諦め続けるような状況から抜け出すことで、“自分はこれでいいんだ”と肯定でき、多様に個性を発揮し未来へ進める社会を実現したい」という思いからです。これはやがて、社会の持続可能性を左右する大きな要素だと考えています。
生きる力の上に「らしさ」が生まれる。
自分らしさを育むためにオルビスができること
私が大切にしていきたいのは、「人が力強く生きる」ための土台づくりです。まずは子どもたちの「生きる力」をしっかりと支えることで、その上に「自分らしさ」が育まれていく――そんな未来を目指したい。
子どもたちは、置かれた環境によって大きな影響を受けます。だからこそ、子どもたちが安心して自分らしく生きていけるように、サポートが必要な子どもたちへの支援を広げていくことが重要です。
それによって、一人ひとりが“なりたい自分”に向かって期待を持って歩んでいけるはず。小さなアクションを重ねていくことで、子ども時代の大変な経験の記憶を一つでも二つでも減らしていけたら――そうした想像力をみんなで共有していければいいなと思っています。
みんなで支えるサステナブルな未来へ
オルビスは1987年に創業して皆さまに支えられてきた結果、今があります。だからこそ、社会への感謝を形にし、私たちができることを少しでも皆さまにお返ししていくことが、サステナビリティを考えるうえで大切だと考えています。
「ORBIS ペンギンリング プロジェクト」をはじめとする子ども支援の取り組みも、その一環です。私たちだけでは成し得ない支援が、お客様と力を合わせることで形になっていく。その輪が広がり、子どもたちがいま抱えている様々な困難をひとつでも減らし、自分の力を信じられるようになるのなら、これ以上の喜びはありません。
皆様のご理解とご参加が、子どもたちの未来を拓き、オルビスが目指す「多様な美しさが表現されるここちよい社会」への大きな一歩になると信じています。