
乾性肌の特徴とおすすめケア&アイテム|美肌の近道!肌性入門
肌性は生まれつき決まっていて、各肌性によって肌悩みの傾向が異なります。自分の肌性と肌悩みをきちんと見極めたケアが美肌のカギに!乾性肌の特徴と、適したスキンケアアイテムやお手入れ方法について、美容のプロに教えてもらいました。
【乾性肌の特徴】
キメが細かいけれど、油断するとすぐにカサつく
乾性肌は、水分も皮脂も少ない肌。見た目にはキメが細かく、毛穴はあまり目立ちません。ただし、肌内部のうるおいが逃げやすいので、カサつきがち。ぷるんとしたハリや、みずみずしいツヤが失われやすくなります。特に外気が乾燥する冬は、傾向がより顕著に。皮脂が少ないためメイクのくずれはほとんどありませんが、ファンデーションのノリがよくないといった悩みが生じがち。
乾燥しやすい分、エイジングサインが現れやすい
皮脂によるテカリやニキビといった肌トラブルは出にくいですが、うるおいをキープできないため、乾燥によるシワやシミ、くすみなど、エイジングサインが現れやすくなります。たるみによる毛穴の目立ちにも注意が必要。また、角層のうるおいが不足するとバリア機能が低下するため、肌が敏感になることも。最も刺激を受けやすい肌性です。
とにもかくにも保湿! 手でたっぷり重ねづけを
お手入れでは、とにかく念入りな保湿ケアがマスト。年齢を重ねるとますます乾燥が進み、エイジングも加速します。高保湿であることに加え、ハリケアやシワケアなど、プラスαのアプローチができるという点も、スキンケア選びで意識したいポイントです。コットンの繊維が刺激になる可能性もあるので、スキンケアは手でなじませて。頬などのカサつきやすい部位は、たっぷり重ねづけが正解です。うるおいをすみずみに丁寧に行き渡らせることで、ゆらぎにくい肌を手に入れましょう。日中もエアコンなどの影響で乾きやすくなるので、ローションなどでうるおいチャージを。
【乾性肌におすすめの基礎スキンケア】
オルビスユーシリーズ
・オルビスユー ウォッシュ・オルビスユー ローション
・オルビスユー モイスチャー
肌内部の水の巡りを高めて、明るくふっくらとハリのある肌に整えるエイジングケアシリーズ。深いうるおいを与えるとともに角層細胞まで満たし、本来の力を発揮しやすい肌環境に。うるおいを抱え込んで逃がさないから、みずみずしい肌が一日中続きます。
オルビス ユードットシリーズ
・オルビス ユードット ウォッシュ・オルビス ユードット ローション
・オルビス ユードット モイスチャー
乾燥やハリ・ツヤのなさ、シワや美白など、深まる年齢サインの原因にマルチにアプローチするエイジングケアシリーズ。肌内部のエネルギーの巡りに着目し、明るさ、柔らかさ、ハリ感の3要素がそろったイキイキした肌に。硬くこわばった大人の肌を解きほぐすような、リッチなテクスチャー。
【乾性肌におすすめのプラスケア】
乾性肌がまずプラスしたいのは、スキンケアの浸透を高めるための“落とす”ケア。乾燥の原因となる古い角質をやさしく取り除くことで、保湿成分がしっかり届く肌土台に整えましょう。そして、“与えるケア”では集中的に働きかける美容液を投入。乾性肌は、シワやシミなどエイジング悩みが現れやすい肌性。今ある悩みにアプローチするとともに、未来のトラブルを回避しましょう。
古い角質など“こびりつきぐすみ*”をとろりと絡め取る、濃密なジュレパック。肌にのせたら5秒待って、10秒クルクルとなじませるだけでOK。週に3~4回、いつもの洗顔料の代わりに使うだけで、顔色を曇らせる原因をここちよく取り除き、透明感のある肌へトーンアップ。
*乾燥や角質肥厚、キメの乱れによるくすみ
「シワ改善」と「美白*1」の両方への効果が認められた有効成分Wナイアシン*2を配合した、全顔用のスペシャル美容液。乾燥しがちな肌にもピタッと密着する濃厚なテクスチャー。多角的なアプローチで、ふっくら透明感のある明るい肌に。
*1 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ *2 ナイアシンアミド
【乾性肌におすすめのベースメイク】
乾燥が最大の大敵である乾性肌は、ベースメイクもうるおい重視のアイテム選びを。特に、下地は美容液成分がたっぷりと入ったタイプがおすすめです。日中の乾燥や刺激から肌を守るのと同時に、うるおいをキープ。カサつきを感じさせない、みずみずしいツヤ肌を叶えましょう。
保湿効果の高いヒアルロン酸をはじめ、美容液成分を87%も配合したスキンケア発想の化粧下地。くすみがちな大人の肌を、血色感のある肌に補正するピンクベージュカラー。どのファンデーションとも相性がよく、メイクのノリももちも高めます。
- 島田久美子
- オルビス トータルビューティークリエイター。
複数の化粧品会社において、アドバイザーとして活躍。美容マニアで「キレイになることを諦めない」がモットー。豊富な接客経験と美容に関する膨大な知識を元に、現在は店舗接客のコンサルティングや育成、各ブランドの美容コンセプトの構築支援を手がける。
イラスト/二階堂ちはる