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【Q&A】ハイライト基本のキ!なぜ入れる?どこに入れる?

ベースメイクにおいてサブ的な立ち位置の“ハイライト”。それゆえに、「省略しがち」「つけ方がわからない」という方もいるのでは?ハイライトにはツヤや立体感を演出するといったメリットがたくさん!使いこなせていないなんてもったいないんです。今回のテーマはハイライトの基本。明日からハイライトを使いたくなるポイントや、顔型別の塗り方をご紹介します。

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Q1:ハイライトはなぜ入れるの?

― 肌にツヤ、明るさ、立体感をプラスします。

光の反射で肌にみずみずしいツヤを与え、レフ板を当てたように明るく見せてくれるのがハイライトの代表的な役割。頬の高い位置にキラッとしたつや玉があるだけで、肌が若々しく健康的に見えますよ。

さらに、ハイライトには塗った場所を高く見せたり膨張して見せたりする効果も。そのため、「鼻を高く見せたい」「頬をふっくらさせたい」など、なりたい自分への近道にもなります。逆に、ローライト(シェーディング)は引き締め効果や奥行きを出す効果があるため、この2つをうまく使い分けると、メリハリのある小顔に見せることもできますよ。

 

Q2:ハイライトはどこに入れるの?

― 「Tゾーン、Cゾーン、目の下」の基本の3ヶ所をマスターしましょう。

肌に健康的なツヤを宿し、立体的に見せてくれるハイライトの基本ポジションは下記の3つ。

\基本のハイライトの位置/

・Tゾーン
・Cゾーン(頬骨)
・目の下

この基本の位置をベースにしながら、よりツヤを出したい場所や立体的に見せたい場所に追加したり長さや範囲を調整したり…。ご自身の顔型にあわせてアレンジすることができますよ。

 

Q3:もっとツヤツヤに、立体的に見せたいなら?

―基本の位置に加えて、目頭と唇の山にのせましょう。

顔の中心にツヤがあると肌全体が美しく、健康的に見えるため、目頭(鼻根の横)と唇の山にポイント的にハイライトをのせるのもおすすめです。

さらに目と口が強調されるため、顔立ちもより立体的に見えますよ。

 

Q4:丸顔の人はどこに入れたらいいの?

―「Tゾーン、Cゾーン、顎の先」。縦のラインを強調させるように入れましょう。

丸顔さんは、入れる位置も形も縦のラインを強調するのがポイントです。

\丸顔さん向けハイライト/

Tゾーン:横は短く縦は鼻先まで
Cゾーン(頬骨):斜めになるよう角度をつけて
+α:顎の先に細長くON

顔の形を卵型に近づけるために、Tゾーンは横のラインは短めに、縦のラインは長めにのせていきましょう。Cゾーンのハイライトは斜めになるよう角度をつけて入れ、顎の先にも縦長にのせると◎。

 

Q5:面長の人はどこに入れたらいいの?

―「TゾーンとCゾーン」。横のラインを強調させるように入れましょう。

面長さんは、丸顔さんとは反対。顔の横幅を強調するように入れるのがポイントです

\面長さん向けハイライト/

Tゾーン:横は長く縦は鼻根まで
Cゾーン(頬骨):横は長く水平に

Tゾーンは横のラインを長めに、縦は鼻先まで入れず鼻根に留めます。Cゾーン(頬骨)は角度をつけずに横長に。顔の縦幅を短く見せたいので、顎の先には入れないようにしましょう。

 

Q6:おすすめアイテムは?

―みずみずしいツヤが出せる、クリームタイプがおすすめ!

ハイライトには大きく分けてクリームタイプとパウダータイプがありますが、ハイライト初心者さんには、指で簡単につけられるクリームタイプがおすすめ!また、クリームタイプは仕上がりもしっとりするものが多く、内側からあふれ出るようなみずみずしいツヤを演出することができるので、「乾燥が気になる」「粉っぽく見えるのがイヤ」という方にも◎ですよ。

グロウスキンコンパクト(写真左上)

赤色のチークベースとクリーム色のハイライトがセットイン。このパレットひとつでいきいきとした血色感とみずみずしいツヤを演出します。パウダー、リキッド、どのタイプのファンデーションとも相性抜群です。

マルチクリームアイカラー(写真右下)

本来はアイカラーベースですがハイライトして使用するのもOK。やわらかいバニラカラーと繊細なパールが気になるくすみをオフ。肌にツヤを与え、ナチュラルにトーンアップしてくれます。

Q7:どうやって使うの?

―薬指にとり、量を調節しながら優しくなじませます。

1つめのポイントは薬指でつけること。扱いやすい人差し指を使ってしまいがちですが、そのぶん人差し指は力が入りやすくメイクやスキンケアには不向き。過剰な摩擦を与えてしまう可能性が…。

“化粧指”とも呼ばれる、いちばん力が入りにくい薬指を使い、優しいタッチで塗っていきましょう。

2つめのポイントは、とにかく少しずつつけること。

ハイライトを薬指の腹にとったら、顔にそのままのせずに手の甲でトントン。量を調節しながら少しずつつけていきましょう。

3つめのポイントは使用するタイミング。ハイライトは、メイクの最終工程で仕上げとして使用するのがおすすめです。

ポイントメイクが終わったら全体のバランスを確認し、ツヤや立体感がほしい部分につけましょう。

 

ハイライトを使いこなしてワンランク上の肌に!

ファンデーションや化粧下地に比べてついつい優先度が低くなってしまうハイライト…。しかし、あるのとないのとでは大違い!少しのポイントを押さえるだけで、メリハリのあるフレッシュなツヤ肌を作ることができますよ。「顔がのっぺりしている」「カサついて見える」といったお悩みをのある方はぜひお試しあれ!

監修/樋口祐紀
撮影/永澤結子
編集/清水尚美

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