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肌の匂いを、愛せる匂い*に。調香師が明かす、へレナスならではの香りのあり方

“肌そのものを愛せる匂い*”にすることを目指し、開発された「HELENUS」(ヘレナス)の「グローイングセントボディオイル」。一人ひとりが持つ肌の匂いを生かすことを考え“香りのあり方”を形にした、一人の調香師の想いをご紹介します。

*製品の香りづけによる

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お話を伺ったのは

山根大輝さん

調香師。香りへの情熱とクリエイティビティを組み合わせ、誰とも違うパーソナライズ香水を実現させた「リベルタパフューム」の代表。「HELENUS」(ヘレナス)では、コンセプト作りから香りの設計までのディレクションを務める。

グローイングセントボディオイルの香りは、“あなたの肌”と重なり「あなたらしい香りに」。

※イメージ

― 今年の秋で、ヘレナスは誕生から1周年を迎えました。「今まで自分が出会ったことがない香りアイテム」といったお声を、多くのお客様からいただいています。


山根:“自分が今まで考えてきたものと違った香りのあり方”を体現したいと考えていたので、とても嬉しいですね。僕は普段、調香師として香水を手がけていますが、このヘレナスは、コンセプトから香りのクリエイションまで、香水とは違ったアプローチを取っているんです。例えば香水は、“調香師の旅の記憶”だったり、“冬を間近に迎えたパリの朝”だったりと、誰かのインスピレーションにお客様が共感して手に取る、というプロセスを経ます。でもヘレナスは、「自分の匂いがどうありたいか」というプロセスを経て、お求めいただきたいなと考えました。

※イメージ

山根:そのため、苦心したのは、いわゆる“調香師の作品”にしないこと。グローイングセントボディオイルは香りの設計にあえて20%の余白を残し、お客様の肌にのせて「新しい香りになる」ようにしています。ヘレナスはあくまで“お客様一人ひとりのもの”。調香師のインスピレーションや世界観をそのままお渡しするのではなく、僕はいかに伝えずに、余白を持たせて“お客様のもの”としてお渡しできるかを大事にしているんです。

ですので、これから先にするお話は、もうヘレナスのことを知っていただいている方向けかなと思います。まだヘレナスを手に取ったことのない方は、ぜひ僕の話を読む前に(笑)、まずは手に取ってみていただきたいです。

“いい・悪い”の尺度では測れない、“愛せる肌の匂い*”

※イメージ

― 一般的な香りアイテムは、香水のようにいい匂いを加えてマスキングするものと、デオドラントのような匂いを防ぐものという、二つの方向性があります。ヘレナスでは、その二軸とは異なったアプローチに着目していますね。


山根:そもそも調香師は香気成分を“いい・悪い”で測ることはせず、香りに対してフラットな感覚でいるんです。日々いろんな匂いに囲まれて暮らす中で、例えば、愛犬や愛猫のお腹の匂いや赤ちゃんの頭の匂い、パートナーの残り香は、香水のようにデコレーションしたものでもなければ、デオドラントのように匂いを防ぐようなものでもない、心地いい匂いだと気づきました。それを英語で表現すると、“unintentional”。意図的ではなく、“いい・悪い”で測れない、ありのままを愛せる匂い*があるということです。

素肌でいうと、香水でいう“ラストノート”のような匂いが人それぞれにあります。ただ、人間は何もしないと臭くなりますから(笑)、自分の体から嫌な匂いがしないような生活習慣は続ける必要があります。その上で、素肌にある“ラストノート”を活かしていく概念を形にしたら、面白い香りのあり方になるんじゃないかと考えました。

* 製品の香りづけによる

同じ香りでも、人の肌によって香り立つ匂いが違う理由

山根:素肌にある“ラストノート”が人それぞれで違う理由は、肌の水分油分のバランスにあります。香水の世界では、同じ香りであっても人の肌によって匂いが変わると言われているのが定説で、その理由の一つが肌の状態です。同じ香りを肌に乗せても、油分が多めの人は香りが強く出たり、油分も水分も少なめの人は香りが穏やかで沈んでいったりするな、という肌の匂い(スキンセント)の違いは、香水作りに関わる中で日頃から感じていたことでした。

※イメージ

オルビスのスキンケアは「肌本来の力を信じ、引き出す」ことに重きを置いていますが、ヘレナスも、素肌の匂いをカバーすることなく活かすことを第一に考えています。ヘレナスの香りは、あくまでこの“ラストノート”を活かすもの。素肌にある“ラストノート”にどんな香りを与えると、自分の自信に繋がり、魅力的に感じてもらえるかなと考え、香りのクリエイションに入りました。

― グローイングセントボディオイルには、脂性肌、乾燥肌、バランス肌の3つの肌タイプに合わせて、3種類の香りが設計されています。これは、素肌の“ラストノート”を踏まえ、肌の上でどう香るかを突き詰めた結果なのですね。


脂性肌、乾燥肌、バランス肌。それぞれの素肌の匂いを活かす、3種のアコードを取る

― 3種それぞれの香りについて、どんなアコードを奏でているか教えてください。

山根:まず、脂性肌。皮膚に厚みがあり、日焼けしたような褐色で弾けるような肌のイメージですね。オイリー、かつ、クリーミーなちょっと重たい匂いがラストノートにあるので、軽やかでフレッシュな香りを重ねると良いだろうと考えました。ですので、太陽の光を感じるビターオレンジ花油*1やベルガモット果実油*2、カラッとした湿度の低いハーブのウイキョウ果実油*3を合わせ、脂性肌に重ねた時にニュートラルな香りになるようなアコードにしています。


※イメージ

山根:次に、乾燥肌。白く薄い皮膚で日焼けに弱く、ちょっと粉を吹いてしまうようなイメージで、ラストノートにはパウダリーな匂いが漂っています。そこで、瑞々しいバラと樹木から流れ出るとろみのある樹液が肌をなめらかに包み込んでいくような、そんな香りをのせています。具体的には、ダマスクバラ花油*4、ビャクダン油*5、モツヤクジュ油*6。香り立ちが穏やかで持続しないのも乾燥肌の特徴なので、重さと持続性のあるアコードに仕立てています。

※イメージ

山根:最後に、バランス肌。瑞々しさも油分もちょうどいい塩梅の土壌に一輪の花を咲かせるイメージで、瑞々しい百合のような香りを表現しました。バランス肌は、脂性肌と乾燥肌のどちらにも偏る可能性があるため、ニオイテンジクアオイ油*7やジャスミン油*8、瑞々しさと軽やかさの両方を感じられるものを重ねたアコードを作りました。

*1-8 保湿成分

※イメージ

山根:それぞれの肌質による香り立ち、トップノートからラストノートまでの変化も計算されて設計していますから、その変化を楽しんでほしいです。

※イメージ

山根:3種のアコードをざっくり説明すると、今お伝えした通りなのですが、実際はもっと多角的に設計しています。肌質から連想するイメージ、ビジュアル、雰囲気、求める効果効能など、いろんな要素から香りを組み上げているんです。そして20%の余白を残すことで、使っていただく肌の上で新しい香りに。その人そのものを表現するような、複雑な輪郭が香り立つ。香りという目には見えないものだからこそ、言葉では説明しきれない潜在的な部分を感じ取っていただきたいですね。

肌の匂いを、愛せる匂い*に。

― 最後に、お客さまへのメッセージをお願いします。


山根:ヘレナスのグローイングセントボディオイルは、人それぞれが持つ肌の匂いが、いい匂いである*1ことを目指したものです。使ってすぐに変化を感じるといったものではないけれど、あなた自身の肌の匂いがより生かされていくようなアイテムになっています。

※イメージ

山根:ヘレナスというブランドを信じて使っていただいた先に、ご自身で変化を感じていただいたり、自信に繋がるような体験が待っていたりするんじゃないかと思うので、長くご愛用いただきたいですね。そして、いつも心地よく、幸せな気持ちでいられるような、“愛せる匂いが香り立つ肌*2”を手に入れてほしいなと思います。

*、*1、*2 製品の香りづけによる

肌を整えながら、肌そのもののいい匂いをさらに活かし、ここちよく香らせる。

そんな発想から生まれた“スキンフレグランス”、ヘレナスの「グローイングセントボディオイル」

ぜひ、チェックしてみてください。

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