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太陽がつくる宝石|なにげなWeekly

オルビス社員のひなたと靴下柄の相棒猫・くつしたさんの凸と凹な毎日。うっかり!が発生してちょっと残念な日だって角度を変えれば愛おしくなる。そんな瞬間を捉えた、ほぼノンフィクションなお話を、週替わりでお送りします。

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太陽がつくる宝石

こんにちは。ひなたです。

小学生のころ、プール授業の自由時間で必ずやっていた遊びがあります。

それは、潜ってくるんとひっくり返って水中であおむけの体勢になり(このとき鼻に水が入ってしまうので片手で鼻をつまむ)太陽で照らされてキラキラ揺れる水面をながめること。遠くでかすかに聞こえる誰かの声や気配を感じながら、息がつづくまで何度も何度も飽きずに潜っていました。すべての瞬間で形を変える水面はとても綺麗で、いつも目の奥に閉じ込めておきたいような気分だったのを覚えています。

結局、「なにやってるの?」というクラスメイトの一言で、急に恥ずかしくなってこの遊びはやめてしまったのですが、暑い季節がやってくると思い出す景色のひとつ。大人になっても、プールに入ると泳いでいるフリをしながら時々やってみちゃいます。(堂々とはできないのは、当時の恥じらいがまだ尾を引いているかもしれません)

この遊びをなんとなく人前でできなくなってしまった時期に、習得した技。ガラスのコップに水を入れて、陽の光があたるところに持っていき、コップの水をながめながら、その水の中に潜った自分を想像するのです。そうすると、プールの時と同じように水面が見えてくる、そんな気がしました。

イラスト/タソカレー
編集/間野加菜代(Cumu)
文/神谷日向子

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