思春期ニキビは予防できる！？美容のプロが教える“正しいニキビケア”

思春期ニキビの主な原因は、成長期における皮脂の過剰分泌です。一方、大人ニキビは生活習慣やストレスなどの要因が重なり、バリア機能が低下することでニキビの発生を招きます。思春期ニキビと大人ニキビではできる原因や部位が異なるため、それぞれに適した対策やケアをすることが重要です。

思春期ニキビを放っておくと、痕が残る、勉強に集中できない、ふさぎがちになるなど心にも負担がかかります。年頃にはできるもの、とつい思ってしまいがちですが、ニキビが1つあることで、恥ずかしい、自分に自信が持てない、外に出たくないと思う人がいるほど、お子さんにとってとてもデリケートな問題です。

髪で隠す、鏡を見て悩む、つい触ってしまうなど、お子さんのニキビを気にする様子を見かけたことはありませんか？

実は日々の生活のちょっとした心がけが、思春期ニキビの予防につながります。まず、肌に触れるものに注意！雑菌が付いていると、顔に菌がつきニキビの原因に。タオルや寝具、メイク道具などは清潔なものを使うようにしましょう。また、不規則な食生活や栄養の偏りもニキビの原因になります。バランスよくさまざまな食品を食べることが大切です。体をつくるタンパク質を基本に、ビタミンや食物繊維の多い野菜などを摂取しましょう。

◇洗顔
寝ている間は皮脂や汚れも付着しているので、夜だけでなく朝も洗顔料で洗顔しましょう。

◇化粧水・保湿液
手でなでるように化粧水や保湿液をやさしくなじませます。肌状態によってはコットンが摩擦（刺激）になることもあるので、コットン使用はできるだけ避けましょう。