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雪国が教えてくれたこと|なにげなWeekly

オルビス社員のひなたと靴下柄の相棒猫・くつしたさんの凸と凹な毎日。うっかり!が発生してちょっと残念な日だって角度を変えれば愛おしくなる。そんな瞬間を捉えた、ほぼノンフィクションなお話を、週替わりでお送りします。

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プロフィール紹介

ひなた(左)
オルビス社員歴いつの間にか5年目。くつしたさん曰く、「なんでも器用にこなせるのに、時々とんでもなく不器用な動きを見せる不思議なニンゲン。」家に着くとまっさきに靴下を脱いでしまう。

くつしたさん(右)
靴下柄がチャームポイントなひなたの相棒猫。御年5歳。趣味はひなたの見守りとニンゲン観察。時折、達観したそぶりと鋭い考察を見せる。ひなたが脱ぎっぱなしにした靴下をときどき片づけてあげる。

雪国が教えてくれたこと

こんにちは。ひなたです。

先日、地元で幼なじみ何人かとお茶をした際、ひとりが深刻な顔で「旦那が泳げないことが判明してショック」と打ち明けてきました。まあ確かに、もしもの時には泳げたほうが良いよねえ…と返したのですが、「うちらの周りに泳げない人いなかったよね?」と眉間にシワを寄せたまま言ってくるので、そんなことあるか?と思い返してみました。

雪国のちょっと田舎(上には上がいることを知っている)で幼少期を過ごした我々。雪をかきわけ、受験生の年は滑って転ばないよう一層努力して登下校する、自然豊かな環境で育ちました。

夏は遠泳、遠足では山を越えて海まで駆け抜け、クラブ活動で作ったカヌーで島まで渡る人がいたり…町内全体をつかった鬼ごっこがブームになったり、ハンドスプリングやらバク転やらが流行り(廊下でいつも誰かが回転していた)…。冬は胸元まで雪に埋まりながら遊んで手袋をなくし(「春になったら探せ」と教えられた)、スキーで近所の野山?丘?を滑り降りた日々。

そんなことがあったのです。気付かぬうちにそれなりに逞しくなったわたしたち。ある意味、井の中の蛙大海を知らず?東京に出てきてすっかりシティガールになった気でいました。

お店を出て散歩しながら、運動神経いいんだし旦那さんには泳ぎ方教えてあげたらいいじゃーん!とワイワイ話していると、「アッ、ふきのとう!」「ノビルが!」「ヨモギが!!」といつの間にか山菜ハンターと化してしまい、培われたのは運動神経というより、サバイバル能力…?と思うのでした。

きっとこれを読んでいる方の中には、「わたしはこんなもんじゃないぜ…!」という人もおられることでしょう。ぜひあなたのエピソードも教えてください!

オルビス社員のひなたが、ほぼノンフィクションなお話を週替わりでお送りします。次回の更新は4月23日(水)。テーマは「自己主張が苦手なおなか」です。

イラスト/タソカレー

編集/間野加菜代(Cumu)

文/神谷日向子

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