自分の手でつくりたい|なにげなWeekly
オルビス社員のひなたと靴下柄の相棒猫・くつしたさんの凸と凹な毎日。うっかり!が発生してちょっと残念な日だって角度を変えれば愛おしくなる。そんな瞬間を捉えた、ほぼノンフィクションなお話を、週替わりでお送りします。
自分の手でつくりたい
こんにちは。ひなたです。
私の祖父母は元気な人たちで、 腰が曲がっても畑にでて野菜や果物を育てています。何でも自分の手でどうにかする、お洒落な言い方をすると「DIY精神」があるというのでしょうか。遊びに行くと育てたお花をくれたり、手作りポテトチップスをふるまってくれたり、楽しい思い出が沢山あります。
ただ、「そこまでやるかい?」と思うこともしばしば。えっちらおっちら歩くぐらいなのに、木に登って柿をとり、物置小屋の壁を自分ではがして張り替え……見ているこちらがドキドキしてしまうことも。
その精神をしっかり引き継いだのが、私の父。母に「テーブルを綺麗に拭いてくれ」と言われたら、おもむろに表面の研磨から始める人です(ベランダは木くずまみれに)。
ある日、家族のグループLINEに送られてきた写真には、車庫で火花を散らす父の姿が。完全防護しながら懸命に、壊れた除雪用シャベルを溶接していました。その様子を写真におさめる母から、「新しいやつを買うのと、溶接セット買うのと、どちらが高いか皆さんお判りでしょう。」とコメントが入っておりました。
なんでも簡単にポチっと買えちゃうこの現代、敢えて手をかけることで得るものもあります……よね?
イラスト/タソカレー
編集/間野加菜代(Cumu)
文/神谷日向子
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