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“喜ばれるギフト”を贈りたい!|なんでも相談室「今日はどうされましたか?」#16

スキンケアに関する疑問から、カラダのお悩み、生活習慣のことまで、みなさんが気になることならなんでもOKの相談室。毎回、1つの悩みをテーマとして取り上げ、お答えしていきます。

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お悩みにお答えするのは…
相談員 真野 知子

ギフトコンシェルジュ。“贈り、贈られることを楽しむ”をモットーに、さまざまなシーンにおけるギフトの提案を行う。テレビ番組等、様々なメディアへの出演、連載、商品企画など、幅広く活躍中。

助手 清水 尚美

元美容メディア編集者。オルビス入社後はアプリコンテンツの制作を担当。ギフトを贈ることは大好きだけど、“本当に喜んでもらえるもの”を選べているのか自信がないのが悩み。特に立場の違う方に贈ることに難しさを感じている。


本日のお悩み

“喜んでもらえるギフト”を選ぶコツって?

ちょっとしたお礼や取引先へのご挨拶など贈り物を選ぶのに、いつもひと苦労しています。せっかく贈るのなら、やっぱり相手の方に喜んでいただきたい!どんなものを選んだら良いか、何かアドバイスをお願いします。

ギフトと一緒に、どんな“気持ち”を贈りたい?

写真:清水
清水
何を贈れば本当に喜んでもらえるのか、私も悩みがちですね…。

写真:真野
真野
そもそも贈り物って十人十色ですから。贈り物にはいろいろな思いを託せる許容の広さがありますが、自由度が高い分、迷って当然ですよね。

写真:清水
清水
ギフトを選ぶ時のコツって、何かありますか?

写真:真野
真野
まず私が大切にしているのは、「どんな気持ちを贈りたいのか」を自分の中で確かめること。例えば、「ありがとう」、「おめでとう」、「頑張って」…。シーンや目的によって、伝えたい気持ちはさまざまあるはずです。

写真:清水
清水
そう考えてみると、「ありがとう」を伝えたい時と「頑張って」を伝えたい時では背景が違うので、おのずと贈りたいものも微妙に違ってくる気がしますね。

写真:真野
真野
そうなんです。具体的なものを選び始める前に、贈り物と一緒にお渡ししたい気持ちは何かをはっきりさせておくのが、まずポイントの一つですね。

写真:真野
真野
その気持ちを確かめたら、次に相手のことを掘り下げてみましょう。

\贈る相手はどんなひと?/

【ギフト選びの前に確認したい、チェックリスト】

□ 贈る時の状況(ビジネス、それともプライベート?)
□ 関係性(上司、取引先、友達?)
□ 年齢(年上、同世代、年下?)
□ ライフスタイル(シングル、ファミリー?)
□ 好みや趣味(好きな食べ物は? 好みのテイストは?)

写真:清水
清水
ライフスタイルや好み、趣味は、定期的にコミュニケーションする機会のある方であれば、普段の会話から引き出せそうですね。

写真:真野
真野
そうですね。あとは、普段身につけているものや、その方のSNSにも好みのテイストや趣味嗜好のヒントが隠れていると思いますよ。

写真:清水
清水
今ハマっているものなども分かりそう…。意外とあちこちにヒントがありますね!

写真:真野
真野
どんな気持ちを、どんな趣味嗜好のある誰に伝えたいか、で、贈り物のイメージが湧いてくるんじゃないでしょうか? 具体例を挙げてみますね。

ギフト例①:取引先としてお世話になっている年上の女性の方に、ご一緒したプロジェクトのお礼を贈りたい

写真:清水
清水
ビジネスシーンで、目上の女性の方に、お礼を伝えたい、となると…。

写真:真野
真野
お礼に加えて、「おつかれさまでした」というねぎらいも兼ねた気持ちを伝えられるといいですよね。世代関係なく女性に喜ばれるもので、かつ、癒しの時間を作ってほしいと思うと、ビューティアイテムがいいんじゃないかなと思います。

写真:清水
清水
確かに、ねぎらいの気持ちも伝えられるのは嬉しい…!

写真:真野
真野
今だと乾燥しがちな季節なので、例えば、フェイスパックやハンドクリーム。年上の方なので、ちょっと奮発して一点豪華主義のビューティアイテムでもよさそうです。

ギフト例②:ママ友に、子どもを預かってもらったお礼をしたい

写真:真野
真野
この場合だと、子どもを預かってもらうことは一度だけじゃなく、何度かあることだと思うので、相手が気負いなく受け取れる価格帯のものがポイントだと思います。

写真:清水
清水
お互いに負担のないものというと、いわゆる“消え物”がベターでしょうか?

写真:真野
真野
そうですね。家族で楽しめるお菓子だったり、日頃から家事等で忙しくされている方だったらハンドクリームだったりと、カジュアルに贈れるものがおすすめですね。

ギフト例③:ちょっと仲のいい異性の友達に誕生日プレゼントを贈りたい

写真:清水
清水
“ちょっと仲のいい”に絶妙な距離感を感じますが(笑)。

写真:真野
真野
これは誕生日プレゼントを贈りたいけれど、あらぬ誤解は与えたくない、でいいんでしょうか(笑)。それなら、私がおすすめするのはハンカチです。

写真:清水
清水
ハンカチ!盲点でした…!

写真:真野
真野
これはビジネスでもプライベートでも使う日用品かつ消耗品だという点と、色や柄、価格帯も幅広いので、予算と相手のイメージに合わせて選択肢があるという点が魅力です。

写真:清水
清水
なるほど。贈る方のキャラクターに合わせて選びやすそうですね。

写真:真野
真野
「なぜその1枚を選んだのか」の理由を伝えつつ贈ると、誤解のない、そして思いの伝わる贈り物になりますよ。

\もっと知りたい!/

モノか食べ物か。どっちを贈る?

ギフトを贈る際、モノを贈ろうか、食べ物にしようか、迷うことはありませんか? 人生で一度しかないライフイベントや記念日のようなお祝い事なら、思い出と一緒に形に残るギフトを私はおすすめしています。もし相手とそこまで親しくないのなら、逆に重くなってしまい消耗品や消え物が無難な場合も。そんな時は、食べ物やお祝いのお酒を贈るのでもOK。食べ物でも、華やかだったり、特別感だったりと、お祝いごとにふさわしい印象で形には残らなくても記憶に残るものがいいですね。

 

“新しい発見”はあれど、贈り物に“失敗”はない(はず!)

写真:清水
清水
これまでのご経験や知見から、贈り物をする時にやりがちな失敗談はありますか?

写真:真野
真野
う〜ん…。よく聞かれることではあるのですが、何をもって失敗とするのかなって、聞かれるたびに不思議に思っているんです(笑)。

写真:清水
清水
改めて考えると、「実はこれ、あまり好きじゃなかった」とか、家族でもない限り、知るタイミングはなかなかないですね(笑)。

写真:真野
真野
たとえ長い付き合いのある方からそういった情報を知ったとしても、私個人はその人をまた深く知るきっかけになったな、とポジティブに捉えています。でも、「これを贈ることで、喜んでもらう以上に負担にならないか」という視点は持っていてもいいかもしれませんね。

写真:清水
清水
確かに。例えば、価格の高いものは相手にとってプレッシャーになることがありそうですね…。あと、モノだったら大きさとかも気になるかも…。

写真:真野
真野
他にも、食べ物でも個包装で日持ちのする商品の方がいい場合があるでしょうし、食事制限やアレルギーがあるといった方への贈り物はあらかじめ配慮しておけるといいですね。

写真:清水
清水
そうですね。

写真:真野
真野
負担にならないかどうかの視点は持っていただきつつ、ギフトを贈ること、贈られることを楽しんでほしいなと思います。何より、贈りものは物を介した気持ちのやりとり。多彩なセレクションの中で、自分の気持ちにピタリと合うものを選ぶ楽しさや、相手を想う気持ちを託せる一品との出会いも楽しんでほしいです。

本日の学び

「これが似合うと思ったから」や「自分が使っていて、すごくよかったから」など、贈り物の背景にある理由や気持ちも一緒に贈るのって、大事…!贈る立場としても思いがこもりますし、受け取る立場でも嬉しみが増すなと感じました。今年のギフトシーズン、ものだけでなく、お気持ちもお渡ししたいです。(清水)

\ギフトにおすすめのオルビスアイテム/

無香料だから、お料理や水仕事の前後にも使いやすくて◎。さらっとしたテクスチャーでべたつかないので、使ってすぐのパソコン作業も苦になりません。幅広い年齢の方に喜んでいただけるはず!(清水)

11月22日より限定デザインが再登場!

大切な人に思いを馳せることの増えるこのシーズン。今だけ特別なデザインのハンドトリートメントで、肌もこころもいたわって自分を大切にする時間を贈ってみませんか?

スマホやPCを長時間使われる方のケアを考えて作られたスペシャルマスク。たっぷりの美容液と独自のV字アタッチメント形状で、肌を癒し、引き締まったフェイスラインへ導き*、肌を整えてくれます。お仕事を頑張っている方へのねぎらいギフトに。(清水)

* マスク装着時

監修/真野 知子
編集/間野加菜代(Cumu)
イラスト/itoaya

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